ペットの供養日
今日は。
お世話になります。
2月29日、21歳の雌猫が亡くなりました。
午前中病院に行き点滴と注射をしてもらったのですが、その日夕方亡くなりました。
元気になる為に病院に行った筈なのに、想定外の事が起こり今も納得ができないで
います。
こういう思いをしている時は、どの様な考え方をしたらいいのでしょうか?
又、ペットの喪に服すべき日数はありますか?
人間は初七日までは、これはしてはいけないという事がある様なので
疑問に思っています。
気持はいつまでも供養し続けるので、儀礼的な表面的なことですが、
教えて頂きたく、宜しくお願いします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
ペットの猫ちゃんが亡くなったとの事、心からお悔やみ申し上げます。仏教では真理として「諸行無常」を説きます。この世の出来事は常に時間と共に変化し続けるのです。永遠の命はありません。21歳になる猫ちゃんは人間で言えば100歳ですよね。もちろん飼えばペットは家族同様ですから何歳なら良いと言う事は言えませんが年齢的にはいつ何が起こっても不思議ではないように思います。高齢の人間なら少し転んだだけでも亡くなることはあります。従って考え方としては天寿を全うしたと考えるしかないのではないでしょうか。
また、私は浄土真宗の坊主ですが、浄土真宗では基本的に喪に服すと言う考えをしません。何故なら亡くなれば「成仏」すると考えるからです。ちなみに無量寿経と言うお経にはワンコもニャンコも成仏すると説かれています。従ってあなたの猫ちゃんも必ず成仏しています。
仏になるのですから忌み嫌う必要がないのです。だから喪に服す必要がないのです。
そして「供養」も必要ないのです。何故なら仏とは完璧な悟りを得たと者と言う意味だからです。完璧な悟りを得た仏を私たち完璧でない人間が供養するって矛盾しているのです。だから供養の必要もないのです。
21年もの長きにわたり面倒をみてくれたあなたに猫ちゃんは感謝しています。
そしてあなたもその猫ちゃんに癒しをもらっていたのですから感謝の気持ちで手を合わせてください。
ですから初七日までに何かしてはいけないこともありません。
愛するペットを失ったことは本当に寂しいことです。あなたの猫ちゃんのためにご本尊に手を合わせます。合掌
質問者からのお礼
今日は。
お世話になりました。
回答有難うございました。
此れまでは、こうであるべきと思っていたのですが、そういう訳ではないのですね。
気持が楽になりました。
お陰様で辛い気持から解放されそうです。
有難うございました。