仕事に対する評価とやる気
いつも話を聞いて頂きありがとうございます。仕事で悩み苦しいため、お知恵をお貸し下さい。
昨日、上司からこの1年の仕事の評価を告げられました。この評価は給与にも影響しますが、結果はあまり良いものではありませんでした。
理由は仕事の課題に対して課長代理という役割相応の期待に足りなかった(積極性が乏しかった)から、というものでした。
私なりに役職期待に沿えるよう努力し、課題に取り組み、担当外の業務もサポートしてきました。
結果、残業が多くなってしまい、その改善が出来なかったことも評価に影響したと思っています。
客観的に見れば納得せざるを得ないとも思っていますが、休まず頑張ってきたことは全く無駄だったと思えて、悲しくつらい気持ちです。
仕事に対する意欲が全く無くなり、今日からどう仕事に向き合えばいいのか、苦しいです。
この悲しさと苦しみに対して、どのように向き合えば良いでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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人事は人ひと事ごとです。
ご質問拝読いたしました。
人事評価というのは、
なかなか難しいものです。
受ける側も評価する側も、
愚僧も長年サラリーマンを
しておりました。
両方経験がございます。
重厚長大企業の主管社員
親方日の丸のキャリア職員
今から振り返ってみると、
自己評価と、評価査定の
懸隔にいまだに首を傾げる
ことがあります。
何故なんだろう?
非常に可愛いがってくださった。
元上司に聞いたことがありました。
言われたのは、
人事は所詮人ごとだよ。
一喜一憂しないことだよ。
ハロー効果もあるからね。
←前例踏襲ですね。
逆に、
評価する立場に立って、
何十人もの部下の評定する場合、
職務管掌は把握していても、
実際の仕事ぶりなど
わかりませんよ。
回議書が回って来て、
秀逸なら評価が高まり、
拙速なら評価は落ちますが、
日にたくさんの回議書に
決裁しますからね。
よほどのことがないと、
評価は変わりません。
私がある程度出世できたのは、
実力ではなく、
御縁だといまでも思っています。
私は個性が強いため、
自我が強く変わり者。
仕事をしている自負とは、
裏腹に出世は遅れておりました。
ある時に、
馬の合う上司が来られて、
また、その上の方にも
可愛がられるようになり、
一気に上がりました。
上がったというより、
人並みになりました(笑)
評価するのも、
怖いですよ。
逆恨みされたら
たまったものではない、
逆に良くしすぎたら、
次の評価者が困ります。
ですから、
少しよく付ける、
少し悪く付ける、
にとどまりました。
ですから、
評価など気にしないこと。
御縁を大切に笑顔で
人に接することです。
笑顔は人を豊かにします。
送り手も受け手も
あなたは、
真面目で真摯な方だと
思いますよ。
大丈夫!
必ず上手く行きます。
自分を信じて!
追伸
そうなんですよ。
査定する側からすると
評価は給料に反映いたします。
ですから、
愚僧は極端に悪くも、
よくもつけませんでした。
査定記録は残ります。
一期一会
何万人もいる組織だと
2度と机を並べることは、
ないかもしれません。
私自身、
課長補佐が長く、
課長になって
こんなにちがうのかと、
感嘆した記憶がございます。
明日の天気は気にしないこと(笑)
質問者からのお礼
三浦様
的確なアドバイスありがとうございます。また、私には勿体ないお言葉を頂き恐縮です。
評価する側の視点までは考えが至っておりませんでしたので新鮮な思いでアドバイスを受け止めました。
今の上司は少し苦手で、馬が合っていないと感じることが多くあります。いつか巡り会うご縁を信じて今は耐え忍ぶしかないのでしょうか…。
評価を気にしないようにしても、それが自らの生活(給与)に直結するためどうしても気に掛かることが悩ましいです。
悩みは尽きませんが、まずは笑顔で人に接することに努めたいと思います。