結婚と自分自身について
1年半ほど付き合った彼と婚約中で6月に入籍予定です。
しかし、マリッジブルーのようで気分にムラがあり、酷いときは夜中に泣いてしまいます。
泣く理由は自分への自己嫌悪が大きいと感じています。
彼の悪い所や足りない所ばかりみてしまう自分は愛がない、結婚に向いていない、彼が目一杯大切にしてくれないのは自分に可愛げがないからだ、自分と結婚しても彼は幸せになれない、などのネガティブな感情が湧き出てきて自分でもよく分からないくらいに泣いてしまいます。
自分に自信がない人間、自分を愛せていない人間は結婚すべきではないのでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
人は、変わります
お付き合いしている時は、何となく「結婚がゴール」のように考えてしまいますが、「その先があるんだ」という事をはっきりと意識されたのだろうと思います。ですから、色々と不安が出てくるのは自然な事です。
そして、「今」様々ネガティブな未来ばかり考えてしまうとのことですが、実際に結婚してみてどうなるか?は、まだ起こっていないことですから、お互いが幸せになるかは未定です。あなたの中には「お互いの行動は今と変わらない」という前提があるのでしょうけれど、そこも未定のこと。「わたしはわたしで、今とは決して変わらないぞ」と決意しているならば、今後を考え直すのもアリかと思いますが、どのみち未定のことであり、むしろ「生き物はすべて変わっていく」という諸行無常の立場に立てば、「幸せかどうかは、一瞬ごとの積み重ね」であると思えるでしょう。
実は、その事は誰にとっても同じ。未来が未定のままで、どなたも結婚してゆくのです。
取り敢えずは、「彼と一緒に幸せを築いて行きたいと思っている」という願いをお持ちですか?一つ一つの行動は、それと照らして決めていこうと思えるか?をご自身に問うことです。
それ100%であるかは問いません。あなたの結婚の原点を持っているのか。それを頼りに決心をしましょう。
質問者からのお礼
彼と一緒に幸せを築いて行きたいと思っているか、これがとても大切なことだと結婚した今、実感しています。ありがとうございました。