母が亡くなって10年
私が高校生の時、10年程前に亡くなりました。
3年ほど入院していたのもあって亡くなってからも、
病院に行けば会えるのではないか?と感じてしまいあまり
亡くなった実感がないままこの10年を生きてきました。
その間に私は結婚して子供が生まれたのですが、
最近になって元気に走り回る子供たちを
母に見せたかったという思いが募ってきて、
ようやく母がいないという実感が出てきました。
悲しみにあふれ、泣き崩れてしまうこともあります。
この気持ちの折り合いのつけかた、心構えを教えてもらえればと
思います。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
ご相談読ませていただきました。大切なお母様が10年前に亡くなり、その実感がなかなか湧かないまま日々を送られてきたこと、そして最近になってお母様がいないことに改めて気づき、悲しみや喪失感が募っているとのこと、本当にお辛い思いをされていることと察します。このような気持ちに襲われることは、とても自然であり、大切な人を失った喪失感や悲しみは時間が経っても深く心に残るものです。
まず、お気持ちを少しずつ受け入れていくことが必要だと思います。お母様の突然の逝去、そしてその実感を持たないまま10年を過ごしてきたことが、今の悲しみや喪失感と結びついているかもしれません。泣き崩れることも、気持ちを整理するために必要な過程かもしれません。自分の気持ちや思いに正直に向き合い、受け入れることで、少しずつ前に進むことができるかもしれません。
また、お母様と過ごした思い出を振り返り、感謝の気持ちを持つことも大切です。お母様がいない今だからこそ、その存在の尊さや与えてくれた愛を改めて感じることができるかもしれません。そして、子供たちとの時間を大切にし、お母様の代わりにその愛情を伝えることもひとつの方法かもしれません。
悲しみや喪失感に向き合いながら、次第に心の整理をしていくことで、おっしゃるような「気持ちの折り合い」や「心構え」を見つけられるかもしれません。ただし、一人で抱え込むのではなく、信頼できる友人や家族と話をすることも助けになるでしょう。時間をかけて自分自身と向き合い、少しずつ前進していくことを願っております。あなたを応援します。合掌
質問者からのお礼
ありがとうございました