生活環境の変化と母の死が重なり苦しいです
転職・引っ越しによる環境変化と母の死が重なり心身ともに辛いです。
先日、母が癌で亡くなりました。1年前から入退院を繰り返しており、余命が短いことは覚悟していましたが、やはり悲しいです。母が病気の苦しみから解放されたのは救いですが、この先母がいないと思うと人生がつまらなく感じます。まだまだ母とやりたいことがたくさんありました。
母の死は時間が癒してくれるのを待つしかないのですが、ちょうど転職と引っ越しをした直後に母が亡くなったため、新しい仕事を頑張れる気がしません。一人暮らしでホームシックにもなっています。まだ結婚もしておらず、一人っ子でもあるので孤独感が大きいです。
新しい仕事は私が目指していたことで、母も生前応援してくれましたが、母が亡くなった今となっては前向きになれません。これから新しい仕事のためにたくさん勉強しなければならないのに、無気力で頑張れる気がしないです。
母の癌が発覚した1年前から精神的にしんどく、診療内科に通うほど体調も崩しました。そのような状況下で頑張って転職し、これからというときに訪れた母との別れは新生活の不安と二重の苦しみで耐えられる気がしません。これからどうやって日常生活を送り、前向きに人生と向き合えばよいでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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自分を責めないでね
たこ 様 相談ありがとうございます。
まずは、お母様のこと、お悔やみ申し上げますとともに、ご冥福をお祈り申し上げます。合掌礼拝
愛する家族の死は、精神的にダメージを受けて悲しみを中心にいろいろな感情が渦巻きます。まして生前から、余命いくばくもないと知らされればなおさらです。
無理に立ち直ろうとすると、心が追い付かなくて、激しい落ち込みに入ることもあります。あるいは受け入れられなくて、混乱したり変な怒りが込み上げてきたり、あきらめたりと揺れ動くのです。(一般論です)
誰でもそうなりますので、「無気力で頑張れる気がしない」自分を許してください。自分を責めないようにしてください。それだけ大きく精神的負荷がかかっているのです。
ただ自分を許すことと怠惰で過ごすこととは少し違いますので、(怠惰で過ごしていると思っていませんからご安心を)今できることを出来る範囲とりあえずやってみるということでいいと思います。そして出来た自分にOKを出し、お母様の笑顔も一緒に思い出しましょう。
思い出せば、悲しみとか闘病の辛い日々を思い返すかもしれませんが、それも有っていいと思って、受け入れながら、お母様の優しさとか穏やかさとか温かさとか愛情を思い出してそれを糧にしてください。
新生活の不安は、将来の不安や孤独感があると思いますが、お母様の力を借りて、今ここ、この瞬間に集中して、出来る範囲を行ってみてください。疲れたら休み、何かで癒されることも忘れずに、過ごしてみてください。
きっと大丈夫になると思います。
参考にしてください。その都度、気持ちの変化にも応対いたしますので、何度でもご相談ください。一礼。
追伸:お礼メッセージありがとうございました。周りに迷惑をかけてもいいし、頼ってもいい。そんな気持ちでリラックスして、自分を癒やすことを心がけてくださいね。一日過ぎれば悲しみが一日減っていくと思ってみるのも良いかもしれません。必ず乗り越えられるでしょう。辛い時は、またどうぞご相談ください。再礼
質問者からのお礼
回答いただきありがとうございます。本日何度も繰り返し拝読しました。
多少周りの方に迷惑をかけてしまうかもしれませんが、しばらくは今に集中して一日一日を乗り越えることを目標にしてみようと思います。辛くなったら母の優しさを思い出すようにします。
悲しみを乗り越える過程でまた苦しくなったら相談させてください。
ありがとうございました。