罪と向き合い方とカルマ
こんにちは。目に止めてくださりありがとうございます。
今回も相談があったのでもし良ければ聞いていただきたいです。私はまえhasunohaで
幾多の盗みや有利になる嘘などついたりなどで相談させていただき、前を向けた者です。
今回の相談なのですが、過去に犯してしまったこと、やってしまったこと、傷つけてしまったことを思い出して胸が締め付けられてしまい、「私はなんて最低なんだろう。生きてるのも、幸せになるのもダメなんだ、」と自己嫌悪に陥ってしまいます。
あの時こうすればよかった、あんなことしなきゃ良かった、後悔してしまいます。
なにかの記事で現世でしたいいこと悪いことは現世の自分や来世の自分、家族に返ってくる、と見つけました。罪を償う、カルマを減らす(減らすっていう表現かが分かりません。ごめんなさい)にはどうすればいいのでしょうか…?
自己都合なのは重々承知しておりますが、
自分にでなく家族に返ってくると聞き
相談せずにはいられませんでした
もし良ければ回答していただきたいです
よろしくお願いいたします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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私はこう思います
ご質問拝見させて頂きました。
人って柚子さんが思っているよりずっと罪深いです。一般的な罪だと言われることを定義したのは人間です。実はそれ以外にも罪は重ねております。例えば、虫も命です。蚊やハエなどを邪魔だと殺していませんか?生き物の命を食事として頂いている事実をご存知ですよね?野菜を作る過程で農薬を使えばやはり土中の虫や生き物を多く殺したりしている事実。たった3つの例でも多くの生き物の命を奪っている人間に気づかされます。私たちは生きていくためには罪を重ね続けているのです。そんな罪深い私たちは救われないのでしょうか?いいえ、そんなことはありません。いかなる罪も分かったうえで、この娑婆という世界に生きる人を分け隔ていることなくお救いしてくださると阿弥陀仏はおっしゃっています。罪に対して償いや謝罪という気持ちは捨ててはいけませんが、私たちは罪を背負い続け、生かし生かされているということを知り、生きていくしか出来ないのです。罪を減らすということは不可能だと知ることがとても大切です。だからこそ、そんな私たちをお救い頂けるとおっしゃる阿弥陀仏に感謝をこめてお念仏する、これしか出来ない、そんな私たちなのです。真宗的な考え方でした。 合掌
質問者からのお礼
ご教授ありがとうございました。
これからも謝罪と償いの気持ちを忘れずに
人に親切にしたり、人を助けたり、役に立っていけるよう頑張っていきます。
この度はありがとうございました