亡き父に対して親不孝なことをしました。
はじめまして。
もう少しで父の三回忌を迎えます。
自身の行いをずっと後悔していて苦しいのですが、これからどう償っていけばよいのかわからず途方にくれています。
大好きで大切な父なのに、
私は亡くなってからも親不孝なことをしてしまいました。私は取り返しのつかないことをしてしまいました。
父の葬儀に参列しましたが、49日も終わっていないのに、私と主人と娘で旅行に行ってしまったのです。
父が闘病中に娘も長い間付き添いで、一生懸命お見舞いしてくれました。しかし帰宅後疲れから熱を出し、幼い娘が楽しみにしていたイベントに行けなくなって泣いていた姿に申し訳なさをずっと感じていました。
父が奇跡的に病が落ち着いたのですが、私の娘のお見舞いのおかげだとすごく喜んでくれていました。
それから数年後、父は亡くなりました。
旅行は前から決まっていて娘が楽しみにしていたものでした。また父のことで娘が我慢しなければいけないことに申し訳なさを感じ、父のことも今後そういう形で娘に思い出されたくないとも思ってしまいました。父も娘がまた自分のことで楽しみを奪われるのは辛いはずだと思い、私はキャンセルするのをやめてしまいました。
娘は、わがままを言うようなことはない子で、旅行をキャンセルしようとした時も、お母さん仕方ないから大丈夫だよと言ってくれました。
それなのに私は愚かですね。父も一緒に行ってる気持ちで旅行に行ってしまったのです。
その後、49日の法要に参列し、49日がどんなに大切なものだったのかを思い知りました。やはり非常識だし、私の行動は間違いで、なにより人として最低なことをしてしまい、後悔しきれません。
私のせいで亡き父に恐ろしいことをしてしまったかと思い、恩を仇で返してしまいました。これから一生謝り続けたいですが、具体的にどうすればよいのでしょうか。自己嫌悪がすごくてこれからの行動に自信がもてません。
呆れるような質問をしてしまい、大変申し訳ありません。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
ご質問拝見させて頂きました。忌明け法要までに旅行された、ということで気に病んでいらっしゃるということで合ってますか?私の考え方では法事を大切にしてくださるなら法事をしていない期間は何をしてもよい、です。一般的には喪に服す期間というのが中陰(忌明けまでの期間)となりますが、過去何度も結婚式などのご相談も受けていますが、私は亡き人が幸せな行事を自分のせいで延期したら喜ばない、と思うよとお伝えしております。神社の氏子などの役はお断りされることを多々聞きますが、亡くなられた方が遺族を悲しませたいと思っていないので、気にされる必要はないと私は考えます。近々ある三回忌に出席されて今日も皆で一緒に手を合わせる事ができたよ、ありがとう、とお伝え頂けたらお父さんも喜んでくれると思いますよ。 合掌
お父様は優しくお見守りなさって下さいます
拝読させて頂きました。
あなたがお父様の 49日忌法要前に旅行に行ったことをとても悔やんでおられること読ませて頂きました。そのことを親不孝で非常識だと思っておられるのですね。詳細なその状況や皆さんのことはわからないですけれども、あなたのそのお気持ちとても伝わって参ります。お気持ち心よりお察しします。
詳細はわからないですけれども、お父様はあなたや皆さんのことを決して怒ってなどいないでしょうし、きっと皆さんが旅行に行ってらした中でも皆さんのことを優しくお見守りなさっていて下さっておられたと思いますよ。そして無事に帰ってこられるように導いて下さっておられたと思います。
これからご法要をお勤めなさっていかれるでしょうから、どうかこれからもお父様が心から安らかになります様に日々心を込めてご供養なさって下さいね。いつでもどこでもどんな状況の中でもお父様は皆さんをかげひなたと優しく見守り続けていて下さいますからね。
そして皆さんがその天寿全うなさる時には必ず仏様や神様がお導き下さり、お父様がご先祖様を連れて優しくお迎えなさって下さいます。そして再会を喜び合うでしょう。
あなたや皆さんがこれからもずっとお父様とのご縁を大切になさり、仲良くお健やかに幸せを分かち合い生き抜いていかれますように切にお父様にお祈りさせて頂きます。至心合掌
質問者からのお礼
大変あたたかいお言葉を頂き、心が救われました。前に夫に相談したのですが、理解してもらえず、それ以来誰にも相談できずに苦しんでいました。今回こちらに相談させて頂くのも勇気がいることだったのですが、後悔はなく、感謝しております。
これからも日々心を込めて、父にありがとうと伝えていきたいと思います。
些細 様、Kousyo Kuuyo Azuma様
本当にありがとうございました。