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お通夜での出来事回答受付中

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義理の祖父のお通夜の際に、息子(故人からみるとひ孫)が、「お通夜の準備(をしているの)?」と言うところを間違えて「余興の準備?」と言ってしまいました。式というものに関連して知っている単語で出てきてしまったのがそれだったようです。子どもの悪気のない言い間違いなのですが、故人の枕元でしたので、何だか申し訳ないのと怒らせてしまっていないかとそれから気になってしまい…。どうしたらよいでしょうか。

2025年11月10日 22:57

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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

軽く流せば良い

 お通夜とかお葬儀での言い間違いは、結構あるものです。日常の場面ではありませんからね。ご供養席で、いい大人が「献杯」と言うべきを「乾杯」と言ってしまうとか。
 お子さんが何歳かは分かりませんが、「余興(お経かも?)の準備?」と口にしたのは正しく知らないからであって、そこは「ううん、お通夜の準備なのよ」と言い直せば済む話です。故人がそれによって怒るとは思えません。「そうか、滅多に見る機会はないものな」と許してくれるでしょう。
 そして、可能なら「お通夜というのは、亡くなった方を送るために、親しかった人たちが集まって、いろいろ思い出話とかしながら、仏様になっていく準備をするのよ」と教えてあげてください。年齢によっては、「いつかはお父さんやお母さんも、歳をとったらこうなっていくのよ」と加えても良いかも知れません。
 お子さんが「何だろう」と思っていることに適切な答えをすることは、失礼でも怒ることでもありませんよ。

2025年11月11日 0:43
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有り難し
おきもち

一般大学(一般的でもないが…)から大正大学の史学コースへ。そののちお寺。坊さんに限らず、二足のわらじを履くことで、話に幅が出るはずだと考えて、はき続けています。子育てとか家族論とか考えつつ、でも仏教って個人のものだなぁと感じたりします。

家族同士なので笑えば良い

ひ孫の言い間違いなんて、故人も笑って許してくれると思いますよ。
冠婚葬祭は親族が集まって仲良く楽しく過ごす場です。
堅苦しく考えなくて良いですよ。

2025年11月11日 6:19
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有り難し
おきもち

がんよじょうし。浄土宗教師。「○誉」は浄土宗の戒名に特有の「誉号」です。四十代男。 仏教は、悩み苦しみを制御したり消したりするための教えです。まだまだ未熟者の凡夫ですがよろしくお願いします。

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