弟の一周忌が過ぎてもまだ忌中の状態です回答受付中
昨年の五月に弟が旅先で突然死してしまいました。弟夫婦には子供がなく、兄である私が両親を連れて旅先の病院に行き弟の妻と一緒に最期を看取りました。弟は生前、私がずっと落ち込んでいると叱咤激励してくれたので、せめて追善供養にと写経や坐禅などの功徳を積んで自分なりの供養をしてきました。一方、弟の妻は一軒家に一人ぼっちになってしまい、かなり落ち込んでいました。最近パートを始めたという話で自分なりに歩んで行こうとしていると安心していました。ところが先日、弟の1周忌の際に仏壇に行ったところ変わったのは段ボールで組み立てられた仮祭壇が本祭壇に変わったのと位牌が追加されていただけで忌中のままでした。1周忌の際にお寺に行った際に「遺影のリボンは49日までに外す旨の指摘を聞いたそうですが、「自分の気が済まないから」と耳を貸さなかったそうです。両親もお線香もまったく減っておらず本尊には弟の告別式の写真が置いてあるのを見て「生きているうちは忌中明けにならないようだ」と言っていました。私も本人が気が済まないと言っており祭祀権は妻にあるのであまり口出ししないようにしています。弟の妻は無宗教ですが心の状態はまだ忌中なのでしょうか?仏教では諸行無常なので変えないということは崩壊に向かっていると理解しているので気持ちがモヤモヤしています。せめて彼女の心理状態を知りたいです。
お坊さんからの回答 1件
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それぞれ弟さんへの供養の思いを捧げていきましょう
拝読させて頂きました。
弟さんがお亡くなりになりあなたはとても悲しんでおられるのですね。弟さんの奥さんが今も忌中のままだと思われあなたが奥さんはどう思っているのかと疑問に感じておられるのですね。詳細なあなたのことや弟さんや奥さんのことはわからないですけれど、あなたのそのお気持ちもわかるように感じます。
具体的に奥さんの弟さんへの思いはわからないですけれど、少なくとも弟さんをご供養なさっていこうと思われているのではないかと想像します。
奥さんの弟さんを亡くされた悲しみも深いでしょう、あなたが弟さんを亡くされた悲しみも深いでしょう、それぞれの方々が弟さんを亡くされた悲しみを抱えておられると思います。その悲しみから解放されることはなかなか難しいかと思います。
少しずつそれぞれの方々が弟さんへの供養をなさっていかれる中で少しずつ少しずつ癒されていくのではないかと思います。
奥さんは新しくお仏壇も弟さんのお位牌もご用意なさっておられるのですから弟さんを供養しようという思いはあるでしょう。ですからしばらくは様子をみて優しくお見守りなさってみてはいかがでしょう。
あなたや奥さんや皆さんの弟さんへのご供養の思いが届きます様に、皆さんがそれぞれにお互いを思いやり心から穏やかに毎日を生きることできます様に心から仏様や神様やご先祖様そして弟さんにお祈りさせて頂きます。
もし宜しければ奥さんにもこのハスノハを教えてあげて下さいね。
あなたや奥さんや皆さんを心よりお待ちしております。