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やっと事業が落ち着いた矢先に突然の病に

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個人で事業を始めて5年が経ちました。
まったくの未経験から始めて周りの方に助けていただきながらなんとかやってくることができました。
開業した時の融資の返済も目途が立ち、ようやく落ち着いてきたかなと思った矢先突然体調を崩してしまい、救急搬送される際いつどうなってもおかしくない命に関わる状態です。と言われそのまま入院となりました。
その瞬間までいつもと変わらない仕事、生活をしていたので何の予兆もありませんでした。

そのうちよくなるだろうとあまり深く考えていなかったのですがあまりよくない状態のようで、これまでどおりのように仕事や生活をするのは難しいと説明を受けました。
退院したものの、それ以来眩暈はひどいし体はだるいし、搬送された時と似たような環境になるとパニックの発作まで起きるようになってしまいました。

あれからしばらく時間が経って、いつまでも休んでられないので量やペースを落としながら仕事を再開していますがまったく思い通りにいきません。
日によって波があるので動けるときに一気に動いて具合がよくないときは控えめにというふうに調整していますが、仕事をしたいのに体が言うことを聞かないことが多くてものすごくストレスになっています。
量もペースも落とさざるを得ないので収入にも直結してしまいます。

やっとここまで来れたのにどうしてこのタイミングで・・・と嘆いても仕方ないのはわかっていても考えてしまいます。

今の仕事と関連する体の負担が少ない事業もやっているので、そちらの比重を増やすように転換し始めていますがなかなかすぐには仕事や収入には直結しません。

ここから再スタート!がんばろう!!と前向きに考えるようにしていますが、これからどうなるんだろう?という不安も日に日に膨らんでいきます。
今までやってこれたんだから大丈夫!っていう思いと、思い通りにできない自分が情けないという思いとが入り混じって頭がおかしくなりそうです。

2024年6月3日 10:06

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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

「頭」よりも「カラダ」の方が自分を知っている

はじめまして、よろしくお願いいたします。
大丈夫と情けなさ、とても分かります。
私も似たような体験がありまして。
15年前ぐらいに、
大学病院のナースステーションで倒れて、脳内出血の可能性があるとCTに運ばれたことがあります。その時、初めて死の恐怖を味わいました。

ろくでもない素晴らしき世界さんも、似たような環境になるとパニック発作になりそうとのこと、お察しいたします。

「なんでこのタイミングで!?」と思うし嘆きたくもなりますよね。
ただ、回復にはそれなりの時間がかかると思われます。

私は回復してから、汚名返上しようと更に頑張った結果、もっと具合が悪くなりました。病名と薬が増えただけです。なので、私と同じようになって欲しくないです。

この身体は自分のモノだから鞭打って働いても良いと思うのは驕りではないでしょうか?
他人にはたくさん
「ありがとう」を言うのに自分の身体には「今日も動いてくれてありがとう」と感謝を伝える人は少ないと思います。
手足が動くのも目が見えるのも耳が聞こえるのも当たり前ではないのに!です。

ゲシュタルト療法で学んだことがあります。
例えば、目の前に腕組みをしている人がいたら「その腕にもし口が付いていたら何て喋るの?」とアプローチして行くんですよ。
すると、その方は思ってもいなかったことを語り出したりします。不思議ですけど。

私たちは「思考」に偏り過ぎていて、更にそれが「正しい」とまで思い込んでいます。

素晴らしきさんのカラダが思い通りにならないのは当然で、カラダは「もっと休んでよ、寿命が縮まるよ〜」と叫んで伝えたいのかも知れません。だからアタマがおかしくなりそうにもなる…。

働くなと言っているのではなくて、もっと自分を大切にして働き方を変えて行けたら良いのではないかな?と思うのです。

交流分析という学問に
【ドライバー】という考え方がありますので是非一度検索をしてみてください。
「早くしろ」
「一生懸命に努力しろ」
「他人を喜ばせろ」など。無意識に感じているとしたら要注意です。

どうか、周りの景色をゆっくりと眺める、楽しめる速度でドライブをしてください。アクセルを踏み込み過ぎないで。
人生もスピードを緩めましょう、私からのお願いでもあります。
取り返しのつかないことにならないように…
お大事になさってくださいませ。

2024年6月4日 2:34
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有り難し
おきもち

個別相談可能
はじめまして! 覆面僧侶・きみーです。 ハスノハであなたと出会えたことを嬉しく思います。 私はこれまで、様々な方々の人生に寄り添い、心の声に耳を傾けてきました。 ・産業カウンセラー ・緩和ケア病棟・傾聴ボランティア ・刑務所、専門学校キャリアガイダンス講師 ・就職相談室カウンセラー ・人材派遣会社・事業コーディネーターなど 特に、20代〜40代の方々からは、仕事や人間関係、自己成長など、様々な悩みをお聞きします。 ゲシュタルト療法や交流分析といった心理学の手法を学び、あなたの心の奥底にある感情や思考に寄り添いながら、一緒に問題解決を目指します。 音楽や芸術を通して培った豊かな感性を活かし、あなただけの心の風景を描いていくような、 そんなカウンセリングを心がけています。 一人で抱え込まず、まずはお気軽にご相談ください。一緒により良い未来を築いていきましょう!
※ZOOMは覆面ではなくて素顔です、ご安心ください(⁠^⁠^⁠) カウンセリングの日時は予約をしていただけたら柔軟に対応可能です。特に15:00〜21:00は対応しやすいです。 (6、7、8月の土曜日だけ、お休みをいただきます) 信頼関係構築→傾聴→技法、あなたを最大限大切にします。 「傷つきを築きに」そして気づきに。自律へと導くカウンセリング 【人生の羅針盤】人生の道標となり、迷いを解消しコンシェルジュとして旅のお供をします。 各種心理療法を学びました。 [カウンセリングについてご一読ください] ハスノハはカウンセリングルームの対面と違い、ZOOMだけのやり取りになります。 カウンセラーは「聴く人」ではありますが、クライエントさんの身体の動きや微細な変化も見逃さないでカウンセリングをしています。 腕組みをしたり、眉間に皺を寄せたり、涙を我慢したりと表現は人それぞれです。 画面オフも歓迎ですが、 声のトーンだけを頼りにするしかなく、情報が足りないのが現状です。 皆様のお悩みを全身全霊で解決する覚悟でおりますが、誤解やすれ違いを避けられないことも稀にあります。 ご理解のほど、よろしくお願いいたします。

質問者からのお礼

薫衣 様
お返事ありがとうございます。
同じ御経験をされた方からのお返事、自分だけじゃなかったんだと感じました。
病院の先生も体が悲鳴を上げたんだと仰っていました。

交流分析の【ドライバー】というものを読んでみました。
読めば読むほど自分自身のことでした。
私の仕事が終わらないと他の人が次の工程に進めないという立場なので常に急がないといけない状態で無意識どころか早く終わらせなきゃといつも考えてしまいます。結果、休息を後回しにしてしまって・・・という状況です。

今も急かされていて倒れたときとほとんど同じ状況になりつつあります。
先日の診察の際も「また同じ目に遭いたいのか?」と言われてしまいました。

誰か手伝ってくれる人を見つけるなり外注するなりして自分の負担を軽くできるような対策を練っていきたいと考えています。

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