hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

ペットの死について

回答数回答 2
有り難し有り難し 19

こんにちは。

今犬を飼っているのですが、将来必ず訪れるペットの死に怖さを感じてしまいます。

今は元気にしているのに、いつか居なくなってしまうことが怖くてはなりません。

一日も無駄にしないようにと、休みの日は色々遊びに行くのですが、ここ最近は暑すぎて外に出られず、時間を無駄にしてしまっているのではないかと思ってしまいます。

こんな気持で向き合うのは良くないと思っているのですが、どうしても考えてしまいます。

今を集中して楽しむ方法はございますでしょうか。

よろしくお願い致します。

2024年7月24日 17:14

この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

一瞬一瞬を大切に生きたいと思える。大切な記憶は支え導きになる

あなたにとって、かけがえのない存在なのですね。失う日を考えると、堪らなく怖くなりますよね。先の不安が大きいと、今をも不安に飲み込まれてしまう。

この世は移り変わっていきますね。だからこそ、手にしているものも失ったり、別れていかなければならない世界です。
それでも、悲しい思いをするのなら、最初から出会わないほうがいいとも思わないでしょ。人は繋がり求めていくものです。
先に別れがあろうとも、今 愛や幸せを実感したり満たされていたいから、この一瞬一瞬を大切に生きたいと思えるのです。
あなたも、そんな時間を大切に重ねていきたいと願うのですよね。
 
せっかくの時間を暑さが邪魔をして、何をするにも制限されてしまいますね。今は日中に外に出るのは危険な暑さですものね。

愛犬は、外に遊びに行くのが好きなのですね。早朝や日が暮れてから散歩されている方を多く見かけますね。またペットと共に過ごせる施設も増えていますね。

共に過ごす時間は、大切な記憶となって、その人を支え導いてもいきますよ。

2024年7月25日 5:01
{{count}}
有り難し
おきもち

はじめまして(*^^*) 中田みえです。 教善寺 住職として、母親として...
このお坊さんを応援する

大丈夫だという心構えを持つ

大切な家族の一員であるペットとの別れを想像すると、不安になるのは自然な感情です。

しかし、まだ来ていない未来のことを恐れるのは、少々早とちりかもしれません。

まず、大切なのは、未来は不確実だということです。必ずしもペットが先に逝くとは限りません。私たち人間も、いつ命を落とすか分からないのです。つまり、まだ分からないこと、まだ来ない未来のことに対して恐怖を感じているのです。

このような不確実な未来に対して恐怖を抱いても、実際には何も変わりません。むしろ、現在の大切な時間を無駄にしてしまう可能性があります。そこで、考え方を少し変えてみてはいかがでしょうか。

どうしても未来のことを考えてしまうのであれば、恐れるのではなく、前向きに準備をする方向に切り替えてみましょう。例えば、ペットのためにどんなお葬式をしてあげようか、どのようにお別れをしようか、といったことを考えるのです。あるいは、自分が先に逝ってしまった場合、ペットのケアをどうするかを考えておくのもよいでしょう。

また、今を大切に過ごすことも重要です。暑さのために外出できない日があっても、室内でペットと楽しく過ごす方法はたくさんあります。一緒に遊んだり、撮影したり、ゆっくりと触れ合ったりする時間を持つことで、かけがえのない思い出を作ることができます。

結局のところ、私たちにできるのは、今この瞬間を大切に生きることです。未来への不安に囚われるのではなく、今日一日をペットと共に幸せに過ごすことに集中してみてください。そうすることで、たとえ別れが来たとしても、後悔のない豊かな時間を過ごしたと感じられるはずです。

どうか、恐れではなく愛情を持って、ペットとの日々を大切にお過ごしください。そして、いつ何が起こっても大丈夫だという心構えを持つことで、より豊かな関係を築いていけることでしょう。

蓮城院副住職 コウブン 合掌

2024年7月25日 8:52
{{count}}
有り難し
おきもち

蓮城院というお寺の副住職。 主に坐禅をしたり、庭掃除をしたり。 ハスや...
このお坊さんを応援する

質問者からのお礼

ありがとうございます。
印象的な思い出作りにばかり目がいっていました。
一瞬一瞬を大切にする。記憶は支えになる。これを念頭に一緒に過ごしていこうと思います。

コウブン様
ご返信ありがとうございます。
確かに見送ることだけを考えていましたが、自分が見送られる未来もありました。
今を大切にしっかり愛情を持って接していきます。
そして、どのような状況になっても大丈夫なよう準備をしていきます。
ありがとうございました。

「ペット供養の仕方、あの子に思いを伝えたい」問答一覧

ひよこを殺してしまったかもしれない

私たちの学級ではいま非公式にですが有精卵を育てています。孵卵器がまだ届いておらず、虫かごのそこにヒーターを敷き、その上におがくずをたくさん入れて、その中に卵を入れて温めていました。 卵を付加させる際、転卵と言って、時々卵の向きを変える必要があるのですが、私がその作業をしている際、誤って一つの卵を割ってしまいました。おがくずの上に卵が出ていたので、中に入れてやろうとしたに少し押し込んだところ、圧力のかかり方が悪かったのか、指が卵の中に割り入ってしまい、卵が割れてしまったのです。 決して故意ではなく、完全な過失だったのですが、これから生まれてくるかもしれない卵を割ってしまったという罪悪感に苛まれてしまいます。先生にはちゃんと事情を説明して、みんなにお許しもいただいたし、実際孵化する可能性は低いだろうから、気に病むことはないといわれたのですが、どうしても申し訳ない気持ちが消えません。 また、卵が割れたときの感触も指に残って、いまとてもつらいです。 この後この罪悪感が晴れたとしても、そのあとほかの卵が孵化したらと思うとやり切れません。どうしたらよいでしょうか、助言をお願いします。

有り難し有り難し 3
回答数回答 1

ペットが亡くなった

つい数日前、猫のはっちゃんという子を亡くしました。 年齢は8歳です。 結局の死因は病気でしたが、数ヶ月前から咳をすることがあって、わたしは初めの方はただの風邪だろう。と、思っていました。でもなんとなく悪いような気がして動物病院に2件連れていきましたが、原因はわかりませんでした。 いつも通り元気に過ごしていたので急に悪くなることはないと思って、薬を飲ませてから、ちょうど夏休みだったので子ども達と羽を伸ばしたいと思って二回程、預けて出かけました。その時の様子がなんだかいつもと違って寂しそうな顔をしているように思って、ずっとずっと気になっていました。その後、帰ってから1日たってご飯を食べなくなり呼吸が苦しそうになって、別の病院で癌だ。と教えられて、それからはっちゃんと病院に数回注射に行って後、食べれないので身体が弱って10日くらいで亡くなってしまいました。その間は、優しく言葉をかけたり撫でたり体を拭いたりしました。 最後も夜にみとってあげることができました。でもずっとはっちゃんの気持ちが悲しいまんまなんじゃないかと思っています。私が、元気な時にそばにいなかったことをずっと悲しんでいるように思いました。ごめんね。って言っても、一緒に連れていってあげればよかったも、もう叶えることができません。後悔ばっかりです。 まだ8歳なので、目も綺麗、毛並みもツヤツヤ、若い子どもみたいでした。この子を早くを死なせてしまったのは、自分のせいなんじゃないかと思っています。 きっと、はっちゃんもこんな飼い主のわたしのこと嫌いになったんじゃないかと思っています。 周りの人もきっと心の中でわたしのせいだと思っていると思います。 はっちゃんに謝りたいです。

有り難し有り難し 2
回答数回答 1

実家の猫について

お世話になります。 以前から疑問に思ったので、相談させていただきます。 2019年に母親が他界、2021年末に父親が他界し、実家で飼っていた猫だけ残りました。 猫は、私が結婚して実家を出たばかりの頃に、父親が勤めていた職場の近くにいた猫を見つけて、実家で飼うことになりました。 両親が他界し、猫をどうするか考えていましたが、亡くなる前に父親は、猫について私に話していませんでした。 「お父さんが飼ってたんだから、◯◯ちゃん(私)が引き取るべき」なんて言われたこともありました。 ですが、まだ子供が小さい上に、賃貸なので、私が引き取るのは難しい状況でした。 義両親にも相談しましたが、やはり引き取るのは難しいとの事でした。 最悪の場合、里親に出すことも考えていましたが、父親の妹から「そんな事したら恨まれるじゃん」と言われ、親戚一同から反対され、里親は諦めました。 最終的に従姉(父親の妹の長女)が引き取ってくれることとなり、現在も面倒を見てくれているので、感謝しています。 もしも、里親に出していたら、猫、亡くなった親から恨まれていたのでしょうか? 親が亡くなった場合、残ってしまったペットは子供が引き取るのがやっぱり正しいのでしょうか? アドバイスの方よろしくお願いします。

有り難し有り難し 21
回答数回答 2

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ