たった一人で頑張っている感覚
いつからか分からないのですが、周りに人がいる中で過ごしていても、たった一人でそこにいて、一人で頑張っている感覚がし、誰も見ていないとネガティブな思考に陥ってしまうのです。
実際には、数は少ないですが信頼できる友人もおり、職場では部署は違っても近況報告する同僚など決して一人ではないのです。
新しいコミュニティを作らなければと、近くのカルチャーセンターに行き、習い事やジムも通っています。
また少しは気分転換にと休みを取り、旅行にも行きました。
何も試しても、ふと気がつくと、やはりたった一人でずっと頑張っていると言う感覚は中々消えることがありません。
もしも、少しでも気持ちが上向きになるような考え方があればご教示いただけますと幸いです。
よろしくお願いします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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出会いや別れのある世の中で、実感していける関わりを持っていく
どこまでいっても、私は私であり「私ひとり」なのだろうと思います。私も実際にはそう自覚しています。
だからこそ、積極的に繋がってみたり、関わっている人たちを大切だな〜楽しいな〜って瞬間にはしっかり感じるようにしています。そして、みんなそれぞれ一人に戻っていくものなのですよ。
求めても、向こうから与えてくれるわけでもなく、出会いや別れのあるこの世の中で、自分から実感していけるような関わりを持っていく中に「私ひとりだけれど、一人じゃない」と言い聞かせていく。そして、そんな自分を、よくやっているよと労っていきましょう。
一人で生きる中で
拝読させて頂きました。
あなたは周りに人がいらしても一人を感じているのですね。人とのコミュニケーションをとっていてもたった一人でずっと頑張っていると言う感覚は中々消えないのですね。詳細なあなたのことはわからないですけれども、あなたがその様に感じていることは伝わって参ります。お気持ち心よりお察しします。
そうですね、人間一人でそう感じてしまうことはあります。改めて人はそれぞれ一人なのだとも思います。ですからそう思ってしまうのはあなただけではないと思います。
そういう感覚は誰しもがあると思いますが、私たちは決して一人だけで生きているわけではありません。目には見えなくてもあまり実感がわかなくても、大なり小なり多くの方々とつながりを持ちながら生きているのです。それはある時はとてもかけがえなく尊く感じることもあれば、うっとおしくわずらわしいと思うこともあるのです。
人との付き合いで自分と合っている人がいるかと思うと全く合わない人もいるのです。そのあたりはなかなか難しいところですよね。私たちは誰しもが日々移り変わり行くものですからひと時として同じ状態でも同じ感情でもないですからね。
その時その時で感覚も感情も変わりますし、人への思いも変わっていくのです。
ですから孤独感もあれば親近感もあれば煩わしいと思うこともあります。
頑張っている感覚は自分一人が空回りしているように感じることもありますからね。自分のことを大切にいたわってあげることも大事かと思います。
生きてる中では様々な出会いもあり別れもあります。どうか一つひとつの出会いを大切に生きて下さいね。
あなたがこれからの未来を素敵な出会いに恵まれながら心から豊かに幸せを分かち合い生き抜いていかれます様に切に祈っています。またあなたの思いをお聞かせくださいね、あなたを心よりお待ちしております。至心合掌
質問者からのお礼
ありがとうございます。