人付き合いが楽しくなる方法を教えて下さい
私は昔から人見知りが激しく、コミュニケーションを親しい友人のみとしかとってきていませんでした。
4月から新生活となり、楽しい日々が送れると思っていました。
ですが、親しい友人が全くいない中で、更に苦手と思われる人達とのコミュニケーションは想像以上に辛いものでした。
会って話すのもLINEなどで話すのも自分が何を言えばよいのか分からなくなって他人とコミュニケーションをとりたくないとおもうことがよくあります。
でも将来絶対にコミュニケーション能力が必要だと思いますし、自分でもなんとかしたいと思っています。
少しでも人付き合いが楽しくなれる方法があれば教えてください
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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和顔愛語からはじめよう
新たな学校生活が始まり、友人との楽しい日々を期待されていたのが、そうでもなく、こんなはずでは無かったという失望と、なんとかしなければいけないという焦りを感じました。新生活が始まり、まだ1ヶ月も経っていませんよ。焦ることは無いでしょう。慎重な性格なんでしょう。それは悪くはないと思います。むしろ、安心感があるくらいです。
コミュニケーションが辛い、とりたくないと思うことがある、でも必要だと思っているようですね。確かに、つきあいは大事です。人間社会、ある意味つきあいで出世が決まる、仕事がもらえる、人気が出ると言っても過言ではないです。
コミュニケーションのための、ある方法を伝授します。
お釈迦様の教えで、コミュニケーションのために一番手っ取り早く、分かりやすく、ずっと使える効果的な方法といえば、題にある「和顔愛語」という表情(身体表現)、言葉(口からでることば)+(心のもちかた)だと思います。
もしかして、学校で緊張した顔つきではないですか。緊張した顔つきは相手も緊張します。でもいきなりニコニコしてるとちょっと変わっていると思われるし、自分もやりにくいかもしれません。そこで先ず、挨拶ですかね。ニコッと挨拶をさり気なくする。そして自分自身の心と相手の心をほぐして話をするきっかけを作っていけばいいのではないですか。話題は、天気でも勉強でも学校のことでも、色々とありますよ。今まで観察してきていると思いますので、そのあたりは臨機応変にやってください。笑顔や協力するという身体の行い、棘のないまろやかな話などの口からでる言葉、その言葉を発する源である余裕のある心の持ち方、この3つの働きは仏教の教えの真髄でもあるのです。これら3つの働きがきちんと出来たらコミュニケーションは完璧です。
和顔愛語からコミュニケーションを始めましょう。楽しい学校生活を送られますように。
できる範囲いろんなところにでてみて
拝読させて頂きました。私も人見知りで初対面の方と会うと何を話していいのかわからないことが多々あります。まして焦ってしまって失言してしまうこともよくあります。今心がけていることはできるだけいろんなところに出て行っていろんな方々に会おうと思っています。人間ですからすべての人と等しく仲良く付き合うことはできません。ましてそれぞれの人を知るには時間もかかります。そんな中で以前会った人に声をかけて頂くと大変うれしく感じます。相手の方が自分は予期していなかったけれども自分に親交を持って頂いたことは大変有難く感じます。できる範囲でいいと思います。どうか焦らず恐れずに様々なところに出ていきいろんな方と出会ってくださいね。きっとあなたのとって大切な方との出会いが訪れてあなたを嬉しくさせてくるはずです!