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仏教の教えで寒さと震えが止まりますか?

回答数回答 2
有り難し有り難し 39

質問を2回しました。
ありがたいお言葉をいただきました。
それでも寒いです。寒くて震えが止まりません。
体が寒いのか心が寒いのかよくわかりません。
手足が冷たくて靴下を履いても布団にくるまっても温まりません。
とにかく寒いです。

食事もとれていません。食べると吐いてしまいます。
吐くと辛いのであまり食べないようにしていますが、気が付くと大量に食べています。
そして吐きます。
喉の渇きがすごくて水分をとりますがそれも吐いてしまいます。
耳鳴りと目眩で横になっていても眠れません。
横になっていても涙が止まらず眠れません。
気が付くと昼間で何時間か寝れていたようですが、感覚がありません。もうずっと2、3時間くらいの睡眠です。
笑顔になりたいです。元気になりたいです。
私の大切な人は私が笑顔になると笑ってくれます。
大切な大切な笑顔を守りたかったのに、私が笑えません。私が笑うと笑うのに。
笑顔を守りたいのに。一番大事な笑顔です。

いつも誰かのために何かができたらいいなと思っていました。
自分の身近な大切な人を笑顔に出来なくて、いったい誰のために何が出来るのかと自分を嘲笑っています。

助けてください。大切な人のために笑いたい。仕事をしたい、仕事が誰かのためになればもっといい。大切な笑顔を守りたい。誰かの笑顔に繋がるように笑顔が伝染するようにしていたいのに、寒くて震えが止まらなくてどうしようもありません。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

こんばんは。
はじめまして。
質問文 何回か読ませていただきました。

笑顔にならなきゃいけない。
人のために何かしなきゃいけない。
そんなことないですよ。
笑顔は大切だけど、笑顔がノルマになると疲れますよ。

急がなくても生きることはできます。
笑顔なくても生き延びることはできます。

笑顔は当たり前じゃなく、ありがたいんです。

心が辛いときも、身体が辛いときも
それでも心臓はひたむきに動いています。

私が同じ立場なら、
先のことが不安なときほど、
いま以上に、呼吸を丁寧に扱いたいです。
食べ物よりも、ちゃんとゆっくり、吸って吐いてを忘れていないか、
確認をします。

胸に手をあてて呼吸をする中で、
さらら様の心臓の鼓動が手のひらにも伝わりますように。
深呼吸を大切にできますように。

誰かのことばかりじゃなく、自分自身を大切に扱うことも覚えていてくださるとありがたいです。

自分だけでエネルギーをつくりだそうとするには限界がありますよね。
温かい飲み物や、お風呂など、外のはたらきの恵みをいただく方が仏教より効果的にはたらくこともあります。

同居されている方は仲間ですよね。
同じ空気を吸い、釜の飯を食べた大切な仲間ですよね。

何かできなくても、
一緒にいてくれてありがとう。
私は、そこを大事にしたいです。

仏教が渇きを満たせるかどうか、自信はありませんが
hasunohaは孤独にさせることが嫌で回答率100%をめざしてます。

何かの足しになればと思って回答したのですが、
答えになってないかもしれず、ごめんなさい。
私の扱う仏教には即効性の薬のような頼りがいはないかもしれませんが、
だけど、どっかで間接的にでも寒さをしのげるよう、毎日の法務の中で健康は願っています。

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有り難し
おきもち

自分のことはあまり好きじゃない。 でも、だから、せめて自分だけは 自分...
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いつも守られている

こんにちは、義陽と申します。

さららさんの生き方素晴らしいですね。自分のことよりも他者を優先して、周りを生かしてあげたいと思う気持ちがとてもよく伝わります。

ほとんどの人は一生を自分の欲を満たすためにもがき苦しみながら生きています。あなたの願いは、全てをお救いになろうと発願されたお釈迦様の思いに通ずるものがあると思います。
 
仏道修行を通じて自分にとらわれることが取り除かれたとき、周囲の人々やあらゆる生き物に対して慈悲の心を持てるようになります。この慈悲の心を完全に体得したとき、自分と他人の対立・区別が無くなり、他人の幸せは自分の幸せ、逆に他人の不幸は自分の不幸という、自分も他人も同じだという気持ちが生まれます。また、自分が幸せになれば、その幸せを少しでも他の人々に役立ててもらおう、という気持ちが生まれます。わかりやすく言うと、それは抜苦与楽(ばっくよらく)の精神に尽きます。苦をなくして楽を与えるという意味です。

自分にとらわれず、他者を救おうとする方を仏さまは見放したりしませんよ。

法華経では、目に見えないですが、私たちのすぐ傍に永遠の命をお持ちになっているお釈迦様がいらっしゃり私たちをお救いになろうとしてくださっていると説かれております。

苦しみに満ちた世の中にあっても、一心に仏を恋い慕い仏さまを信じれば、必ず救いの手をさしのべてくださる。それが、お釈迦さまの無限の救済する力であり、神秘的な力です。

「南無妙法蓮華経」をお唱えることは、永遠の命を持つお釈迦様の存在を信じ、いつでもお守りいただいていることに感謝し自分も仏の道を歩みますとのお誓いでもあるのです。

ですから、さららさんもお題目を心から唱える人生を歩むことが出来れば必ず光が差しこむはずです。

南無妙法蓮華経 合掌

※追記
常に護られていることを感じることが出来れば安心感を得られますし、自分の行いも見直すことができますよ。大切なのは、頭で理解することよりも信じれることです!

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有り難し
おきもち

人生は苦しみや悩みで満ちあふれています。その苦しみや悩みに明るい光を射して...
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質問者からのお礼

泰庵様
お礼が遅くなりました。ごめんなさい。
言葉がなくても一緒にいられる今に感謝が感じられるようになりたいと思います。
一緒にいられる今を大切にしてみます。
ありがとう。

熊澤義陽様
差し込む光が感じることができるよう、少し勉強してみようかと思います。
教えを理解すことは難しいし簡単ではないでしょうけど、何かが変わるかな?少しでも変われたら寒くなくなるかな?なんていうのは甘いのかも知れませんが。
理解は無理でも、ほんの少しでも光にふれることが出来たら何か違うのかもしれません。
ありがとう。

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YouTubeのオススメに「良い人・優しい人が損する理由はこれです」みたいな動画があったので、とりあえず観てみました。その動画には「ブッダの教え」というサブタイトルが付けられていました。 優しさと思いやりが、いいように利用され苦しむ主人公の話でした。 その後、主人公が見つけた答えは、 ①「自己尊重と他者への尊重のバランス(自分自身と他人の間に健全な境界線を引く)」 ②「自分の気持ちや考えを尊重してもらえない関係は健康的ではないと理解しそのような関係とは距離を置く」 ③「支援や協力が真に価値を持つ場合にのみそれらを提供するようにする」 というものでした。 私にはとても良い話に感じましたが「我を無くす」から遠のいてるようにも見えて、この話をどこまで鵜呑みにしていいのか迷っています。 「ブッダの教え」とありますが、この動画に出てくる登場人物名や逸話をネットで検索してもそれらしいソースが見つかりませんでした。 (生きにくさを抱えた現代人向けの創作?) ここでお坊様方にお聞きしたいのは①②③は仏教的に見て、実行しても大丈夫な内容でしょうか。 またお坊様方の考えなどもお聞かせ頂けたらと思います。 よろしくお願いします。 補足です。 私は優しさ・善良さとは程遠い人間ですが、周りではよく聞く話だったので、このテーマに関心がありました。

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