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生きる糧と信じている宗教や教えを回答受付中

回答数回答 3
有り難し有り難し 12

宗教の創始者もしくは教えに否定されたらこれから生きていくには皆様ならどうすると思いますか?神様は霊なんでしょうか?分かりにくくてごめんなさい。

2025年6月10日 9:11

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お坊さんからの回答 3件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

ご質問ありがとうございます。
例えばこの世から仏さまや仏教がなくなったら、お布施をもらえなくなりお坊さんとしては生活できなくなるので、食べる為にも何か仕事を探さないといけなくなりますね。電気主任技術者やフォークリフトや危険物乙四などの資格が役に立てばいいのですが。
思想については仏教が無くなっても仏教の教えが私の中から消えることは無いと思いますよ。
神様は霊なのかどうかは人によって見え方が違いますので人に聞いても意味はありませんよ。あなたがどう思うか、それだけでいいのです。

2025年6月10日 13:24
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有り難し
おきもち

私は浄土宗の坊さんです。 少しでも何か参考になればと思って回答していますが、無知未熟ゆえに質問を読ませていただくことしかできないことも多々ありますがお許しください。 回答は私個人の意見や解釈もあり、場合によっては浄土宗の教義とは少し異なることもあるということをご了承ください。 また、寺の紹介ページに電話相談についても紹介していますのでどなたでも気兼ねなくご利用ください。 ハスノハのお坊さんがもっと増えますように。 合掌 南無阿弥陀仏

宗教は縛られるものではありません

世界中のあらゆる宗教は、その土地や文化の人々を幸せに導くものです。

だからこそ、地域や文化によって表現が違うし、比較しょうの無いものであろうかと私は思っております。

例えば、世界中で虹の色は何色であるかの認識も地域や国によって違うのと同じかもしれませんね。

ですので、お釈迦さまも人生の苦悩を、流れの急な広い川に例えて、ご自分の教えを川をわたり向こう岸にある安心と幸せをつかむ手段として、川を渡るイカダに例えました。

さらに、川を渡ってしまった後は、そのイカダをいつまでも持って歩く必要は無いとおっしゃっておられます。

ですので、命がけでイカダを使い川を渡ったら、イカダは手放しても良いものなのです。

イカダではなく、ボートがいい!とか、1人乗りのカヌーじゃなきゃ!とかイカダは木材でなきゃ!とか、いや、素材はファイバーがいい!とか、イカダを何で漕がなきゃならないとか、漕ぎ方は?とか、そう言った決まりなどは、先人から受け継がれた経験とこだわりです。大きなアドバイスとも取れると思いますが、従わないと破滅するようなものでも無いはずです。

今の貴女にとって大事なことは、川を渡るのは自分であるということです。

どのように何を手段として川を渡るのか、ご自分のご縁をしっかりとご自分の心の中を見つめて感じ取れるように、日々心を見つめる静かな時間を取ってみてはいかがでしょうか?

日本の神さま方々も川を渡るのにご助力くださる方々です。
しっかりと礼儀を尽くして、目先の利益だけを求めずに、お参りされていたら大丈夫です。

2025年6月14日 2:37
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有り難し
おきもち

個別相談可能
仏道に入門して40年が経ちました。 死ぬまで修行を続けるのがお坊さんだと思っております。 法昌という法名で、和歌山県の高野山の西禅院が所属寺院ですが、 普段は東京都町田市のマンションで手作りの密壇でひたすら修行を続けている  はぐれ行者です。 伝法灌頂も中院流の一流伝授も授了させていただいております。 娘を持つ母であり、一家の主婦でもあり、親の介護もあったりします。 エッセイや文章、そして漫画家として漫画も描いております。 イーハトーブクリニック萩原医師の指導をいただきヒプノセラピスト(催眠療法士)でもあります。 基本的に隣のおばちゃん的な、でも変わった尼僧です。
ご相談可能な時間はその日ごとに違うので、いくつかご都合を書いてくださいね。 人生で悩んだ時に、最善の答えを与えてくださるご神仏と、あなたは心の奥で必ず繋がっています。ご自身の心の中からご神仏のお答えが受けられるようにアドバイスをさせて頂きます。 ◆著書:「神さま仏さまがこっそり教えてくれたこと」「迷いをすっきり消す方法」「幸せを呼ぶ仏像巡り」

じゃ、別のところ。

 こんにちは。ご無沙汰しています。
「人格の向上」を謳うところは特に、「一時否定・一部否定」をすることはあるでしょうね。「お布施が足りない」「信心が足りない」「忠誠心が足りない」とかね。
 なので、ありそうな話としては、「もっと〜すれば救われるぞよ」みたいなのとセットになるはず。後半部分なしならば、「イヤー!何でもするから助けて下さい」待ちかも。
 ただ、例えば我々は全員キリスト教から見れば異端者ですから、そこから見れば地獄落ちです。つまり「どこに属しているの?」は非常に大きな問題。我々だって、「仏の体に傷をつけ出血させてはならない」とか決まりがあるんですよ。
 なので選択肢は2つ。「許して下さい」か「サイナラ」です。どちらを選ぶべきかは、「何をして否定されたか」によるでしょうよ。つまり自身の納得感です。「私のアレを否定される所以は無い」と思うなら、サヨウナラも選択肢のうちかと思います。

2025年6月10日 15:35
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有り難し
おきもち

一般大学(一般的でもないが…)から大正大学の史学コースへ。そののちお寺。坊さんに限らず、二足のわらじを履くことで、話に幅が出るはずだと考えて、はき続けています。子育てとか家族論とか考えつつ、でも仏教って個人のものだなぁと感じたりします。

質問者からのお礼

やっぱりすごいなぁお坊様って、神はかは自分判断かぁ。仏様に血を流させてはいけない?そんなきまりがあるのですね。赦しかさよらなら、かぁ。よく分かります。しっくりきます。まいにち仏様と向き合ってる方はまいにち思うことがあるみたいで具体的でよくわかりました!

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