仏教史を勉強しているけど難しい回答受付中
私は今、独学で仏教の勉強をしています。
仏教を深く知るにはまず、仏教の教えの内容含め、その思想が生まれた背景と、変遷を知るのが良いだろうと考え、現在私は仏教史を勉強しています。
そして今現在、仏教が生まれた古代インドの世界の理解に非常に難航しています。
インド哲学に馴染みがなかったのに加えて、大量のカタカナと抽象的な語句が大量に出てくるので、混乱してしまっているのです。
古代インド世界とインド哲学を知れば、釈迦がどのような状況で、どのような経緯と意図で教えを説いたのか、正確に知ることができると考えたのですが、もう既にリタイアしそうです。
お坊様方は皆どのように勉強なさったのでしょうか。
仏教を理解するには、どのように勉強すれば良いでしょうか。
ちなみに、勉強で用いている本は「新アジア仏教史」です。
そして、今現在の私の仏教の知識の度合いは、大まかな基礎を知っている程度です。
よろしくお願いいたします。
お坊さんからの回答 1件
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私のお勧め
仏教の成立について、その後背景から学びたいとのこと。「なぜ」を問うのはとても良い姿勢だと思います。
私のお勧めは、佐々木閑先生。お坊さんの中にも、結構ファンがいると思います。
お勧めポイントは、「今の人たちに理解しやすいように」という配慮が強く感じられるからです。『仏教の誕生』とか、新書から手に取ってみては如何でしょうか。
あと、「とりあえず今、仏教に惹かれているところ」があれば、それを出発点にするのが良いと思います。hasunoha回答僧の中にも、原始仏教を研究されている方がいらっしゃいますから、「お坊さん一覧」からダイレクトに探して(個別相談できるなら)ご指名して教わる、というのも現代ならではの学び方であると思いますよ。