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離婚調停中なのに悩む自分が嫌い

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有り難し有り難し 6

離婚調停中です。
先日こちらでアドバイスを貰い弁護士にお願いし離婚協議から調停へ発展、第1回目を終え11月に第2回目があります。

元々は夫の度重なるフキハラ、モラハラ(暴言や物にあたる)、金銭感覚の違い、義母との関係などが積み重なり我慢の限界を超えたのが離婚を決意した理由です。
子どもが生まれたばかりにもかかわらず、結婚当初から独身時代と変わらず趣味のスポーツや遠征観戦を優先、クレカ払いばかりで貯金も思うようにできずでした。

離婚に対して夫は拒否しております。
調停直前にあちらも弁護士をつけ、別居を続けてお互いに再構築するのが希望、自分が納得できる理由があれば離婚を前向きに検討してもいいとの回答でした。

一緒にいる時も何か気に入らないと『俺を納得させてみろ!』と散々言ってたのでここに来てもまたかとも思いました。

悩んでいる理由が、夫の弁護士からの勧めで夫は家族再構築やアンガーマネジメントのトレーニングのためにカウンセリングを受けているとのことで、今までのことを本当に反省しているし家族で暮らすのがモチベーションになっている、謝っても謝りきれないがもう一度チャンスが欲しいと言われたからです。

たしかに嫌なことばかりではなく、楽しい時もあった。
だけど許せない言葉の数々や私に対する仕打ち、それを見て育つ子どもの将来、無関心で他力本願の義母の介護や同居もしたくない。

でもカウンセリングを受けてることを知り動揺し、もう一度信じてもいいのかなとも思ったりで自分から離婚を決めたくせにブレブレで甘すぎる自分が許せませんし情けなくなります。

多分こう考えるのは昔から自分の力で最後までやりきれなかったり、他の人と比べてうまくいかず周りに迷惑をかけたり失望させたりとしてきたので子どもを育てていく自信がないのとこれからの不安なんだとも思っています。

フルタイムの仕事をしてますが、販売職で子どものことを両親に頼っていることもあり転職も考えてますが過去の転職もうまくいかなかった経験から無理かもとも思ってしまい、再構築にすがってるのかなとも思っていました。

もう頭の中がごちゃごちゃです。
モラハラがカウンセリングで絶対治らないのはわかっているのにどうしてこう考えるのか、自分が嫌で本当に辛いです。

2024年10月8日 11:14

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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

離婚調停中の辛い状況の中、悩みながらも大切な決断を考えておられること、本当にお疲れ様です。これまで経験されたこと、そして現在の葛藤が非常に複雑で心に大きな負担を与えていると感じます。夫の言葉や態度があなたに深い傷を残していることがよく伝わってきました。まず、その痛みを無視せず、あなた自身の感情を大切にしてください。

夫がカウンセリングを受け、再構築を望んでいるということに心が揺れるのはとても自然なことです。あなたの優しさが、そのような気持ちを抱かせているのかもしれません。しかし、離婚を決断した理由をもう一度振り返ってください。それは夫の度重なるフキハラやモラハラ、金銭感覚の違い、そして義母との関係があなたを限界に追い込んだからです。そして、それが子どもにも影響を与えることを心配しての決断だったのではないでしょうか。

カウンセリングを受けることで夫が変わるかもしれないという希望が見えるかもしれませんが、モラハラやフキハラのような深く根付いた問題は、簡単に解決するものではありません。夫の反省や謝罪の言葉は大切ですが、それが長期的に持続するか、実際の行動に現れるかが重要です。何よりも、あなたとお子さんが心穏やかに過ごせる環境を築くことが最優先です。

また、あなたが自身の決断に自信を持てず、情けないと感じてしまうことについてですが、それは決して甘さや弱さではありません。むしろ、自分自身やお子さんの幸せを真剣に考えている証拠です。人は完璧ではなく、誰しも迷いや不安を抱えるものです。それを「情けない」と捉えるのではなく、自分を成長させるためのステップだと受け入れてください。

最終的な決断は、あなた自身の心の声に耳を傾けてください。再構築に向かうか離婚を選ぶかは、周囲の期待や夫の言葉に左右されるのではなく、あなたとお子さんにとって何が最も幸せな選択かを考えてください。もし離婚が最善だと感じたなら、その選択を後悔せずに進めることが大切です。

感情が混乱しているときは、専門家やカウンセラーに相談することも良い助けになります。焦らず、少しずつ自分の心を整理していく時間を持ってください。 あなたとお子さんが穏やかで幸せな日々を送れるよう、心よりお祈りしています。 
合掌

2024年10月8日 15:06
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おきもち

ゆうさい和尚
純聖寺高槻布教所住職 私は真言宗の僧侶として、皆さまのお悩みに寄り添い、仏...
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あわてる必要はありません

拝読させて頂きました。
あなたが夫さんとの離婚について悩んでいることを読ませて頂きました。詳細なあなたや夫さんのことはわからないですけれど、あなたのその辛い思いはとても伝わってきます。お気持ち心よりお察しします。

離婚については現在弁護士さんが入って調停なさっているのでしょうから、あなたは距離を置いて先ずは落ち着いて心を休めることが必要かと思います。そしてお子さんを育てておられるのでしょうから、お子さんのお世話も大変かと思いますのでそちらに力を注いでいきましょう。
あなたとお子さんのことを優先して大切にしましょう。その為に様々な方々からサポートを受けていきましょう。

夫さんがその様なことをなさってきたからあなたは離婚する判断をしたのでしょう。
夫さんが自分勝手のことばかりして、あなたやお子さんを省みず深く傷つけてきたのでしょう。夫さん自ら反省することは当然ですからね、そうして夫さんがその様なことをしなくなるのかはまだまだわからないです。
しばらく様子をみても宜しいのではないかと思います。本当に夫さんがその様なハラスメントをしないようになるのかどうかわからないですからね。

どうかまず落ち着いてあなたとお子さんが穏やかに安心してご生活なさることを優先しましょう。

夫さんが本心から心を改めてあなたやお子さんに謝罪するのか、あなたがそのことを受け止めるかどうかは慌てる必要はありません。

先ずあなたやお子さんが沢山の方々から支えられて毎日を心穏やかに安心して生きることできます様に、お子さんが皆さんに育まれて健やかにご成長なさっていかれます様に、あなたも毎日を充実して生きていくことできます様に切に祈っています。そしてあなたを心より応援させて頂きます。至心合掌

2024年10月8日 16:42
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Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
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