離婚を考えています回答受付中
離婚を考えています。
原因は妻のモラハラです。
言葉がひどく、常にイライラしているときは当たってきます。
完璧主義なのか少しうまくいかないとイライラし、言動がひどくなってきます。
今まで、「死ね」、「使えない」、「安月給」、「敵だ」、「つぶす」等です。
また、子供の前でもそのようにいい、ああなってはいけないというようなことをいいます。
子供は二人おり、そのために我慢をしてきましたが、もう精神的につらく一緒にいても嫌な思いしかしないため、日々つらい思いが募ってきています。
このまま結婚を継続していってもつらさしかなく、いつか暴言から私自身が暴発してしまうと思うと不安しかないです。
どのように対応したらいいでしょうか。仏教を勉強し心を静めることを実践していますが、直接言われるとさすがにつらいです。
人に自分の事を理解して欲しいと思ってしまう。
お坊さんからの回答 2件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
仏教を学び、心を静めようと努力されているとのこと、立派なことだと思います。
けれど、仏教は「苦しみを我慢し続けること」を教える宗教ではありません。
むしろ、仏教の教えは、「苦しみの原因(=煩悩や悪縁)を見極め、そこから離れる智慧」を育むものです。
「死ね」「つぶす」「敵だ」と繰り返し言われるこれは明確な精神的暴力(モラルハラスメント)であり、ご相談の内容からは、あなたが“心の安全圏”を完全に失っている状態であると感じます。
お子さんがいらっしゃるとのこと、「子どものために」と我慢されてきたお気持ち、よくわかります。けれど、子どもにとって大切なのは、“表面的な家庭の継続”ではなく、“安心して愛されて育つ空間”です。
子どもの前で人を傷つける言葉が日常化する中で育つことは、無意識に「人を支配する言葉の力」を学んでしまう危険性もあります。
あなたの決断は、“壊す”ことではなく、“守る”ことに近いのではないでしょうか。
仏教の修行は、怒りや恐怖に飲まれたとき、自分を見失わないための支えになります。
ですが、根本の環境が壊れているときには、仏教も「離れる勇気」をすすめます。
親鸞聖人も「悪縁を離れることは智慧である」と説いています。
つまり、苦しみの元から距離を取ることは逃げではなく、仏道の一歩でもあるのです。
離婚という判断は、法的・実務的な面もありますから、すぐに結論を出す必要はありません。
ただ、今は何よりあなた自身の心と安全を守ることが最優先です。
• 日記をつける(暴言の記録)
• 信頼できる第三者(親族・友人・専門機関)に相談
• 配偶者暴力相談支援センターなどへの情報収集
そうした小さな行動の積み重ねが、後々大きな支えになります。
「自分が暴発してしまいそうで怖い」とのこと、それは決して大げさではありません。
暴力を受け続けると、人の心は必ず限界を超えます。
ですから、どうかあなた自身を守るための決断を、堂々と選んでください。
あなたの人生も、いのちも、尊く守るべきものです。仏さまも、あなたの心の声を決して見捨ててはおられません。
あなたの未来に、光が差すことを心から願っております。
合掌
家庭環境を整えて、DV相談に繋がってください。男性にも対応
これは酷いですよね。妻さんの暴言、モラハラは、いつからなのでしょうか。
離婚も必要かもしれませんが、もしかしたら、産後から育児の鬱症状があったり、子育てや家事、学校 保護者行事、また親戚付き合いなど、両立で行き詰まっていたりしませんか?
家族に当たり、暴力が出る前に、妻さんが誰かに愚痴を聞いてもらったり、家庭内ストレスを分散したり手放していくことが出来たらよかったのですがね…。
これでは、家族が耐えられないですよね。あなたもいろいろ努めてこられたと思いますが、妻さんも変わらないのでしょうかね。暴言を受ける(聞く)と、お子さんにとっては虐待にあたります。
私は、日頃 DV支援をしています。出来るだけ家庭環境を整えて、DV相談に繋がってください。
・全国共通の電話番号 #8008 (ハレレバ)
・DV相談プラス(電話メール チャット24時間対応)
もちろん、男性の相談にも対応していますからね。
何かありましたら、またいつでもご相談ください。家庭内のことは、外には相談しづらいかもしれませんが、一緒に考えていきましょうね。