人生を振り返って後悔が尽きない
回答 2
有り難し 14人生の色々な場面を振り返って、後悔してしまいます。
・感情的な言動で他人を傷つけた。
・怠惰なせいでチャンスに気づけず無駄にした。
・自分の殻にこもらず、もっと他人に心を開けばよかった。
などです。
社会人になってから、学歴や専門性だけでなく、人間としての総合力？を問われる場面が増え、
自分の未熟さに落ち込んでいます。
過去を振り返って悩むのを辞めたいです。
よろしければアドバイスをいただけますでしょうか。
よろしくお願いいたします。
お坊さんからの回答 2件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
拝
人というのは人間である前に生き物なわけで
どうしても過去に会った危険な事
チャンスを逃した事を忘れられないように出来ている
この生命の保存の為に生まれた煩悩から逃れる事は難しいものです
食欲くらい深い所の無意識下で勝手に働く機能なのでコントロールが難しいのです
でも結果自分を振り回すものはなんなのかって考えると
現実には今は存在しない妄想でして
未来に繋がる道はそこにありません
私もどれだけの時間を無駄にしたんだかわかりません
身の周りで結果を出す友達が増えれば増えるほど
嬉しい反面
自分が何もしてないような
遅れ気に囚われて
人は皆こういう妄想に囚われ
病んだり悪い事やつまらない事をするから
人には禅のような智慧が必要だったんです
そういう過去から生まれる思考の癖
妄想から離れる為
「止観」と呼ばれる禅があります
脳がどうしようもない過去を掘り返しはじめたらその嫌な話の言葉が脳で言語化される工程を止める作業です
脳は勝手に動くから悪いんで
自分で止めるんです
はじめはほんの一呼吸でも
無風の水面のような
心が揺れない静寂の時を持つと良いです
じゃあ何時間も嫌な事考えてるとどうなるかっていうと
脳はダメージを受けて病んでしまう
こうなると正常な力を出せず
目の前のチャンスすらものにできない
どんどんすり抜けてしまう
でまた後悔する
なので訓練のつもりでおかしい事考え始めたら
「今の私はどうかしてる」と自己認識してから
一息の止観の時間を持って下さい
これと機嫌よくできるだけで
人生は劇的に変わるものです
元気出してやってみてね！
暗くなったら真面目にやらないで楽しく実践しましょう！
ありがとう🙏
大切なのは、振り返ったことを行動に移すこと
振り返りは大事なことです。振り返った時、当然感情もわき上がりますね。ただ、感情に振り回される時間は減らしましょう。その時は、「それはそれとして、私は００するぞ！」と、まずつぶやいてください。この言葉は、感情と行動を切り離すきっかけをくれます。あなたに必要なことは、振り返りを辞めることではありません。振り返って気づいたこと、考えたこと、感じていることを、わずかでもより良い方向に活用することです、行動に移すことです。
私は「絵本のお坊さん」として活動しており、大人の方とも読み聞かせ活動をしています。大人の方は、絵本を聞きながら自ずと人生の振り返りが始まります。そして、新たな気づきを得ることが出来ます。絵本が終わった時 、この時間に得た気づきを通して、新たなアイデアがひらめき、新たな行動がはじまるのです。それは、とても不思議な時間です。
あなたが書いておられるように、振り返りの中から得た気づきを、次のような行動に変えることが出来ますね。
人と関わる時は、できるだけ自分の気持ちを落ち着けておくこと。
感情的に発言しそうになったら、その前に深呼吸をすること。
怠惰に陥りそうな時は、基本的な生活リズムを整えること。
いつ大きなチャンスがやって来てもそれに関われるように、心身を整えておくこと。
自分の小さな殻を破って、一人ずつ信頼できる人を増やしていくこと。
人生これからです。振り返る慎重さと、行動する力強さ。この両方を自分の味方にして、今日も元気に行ってらっしゃい。
これからも、ハスノハ一同応援しています。
質問者からのお礼
お返事をくださり、ありがとうございました。
【げんさん様】
優しくも真摯なお言葉に、心が暖かくなりました。そして、前を向いて頑張ろうという気持ちになりました。
感情と行動を切り離すように訓練します。
ありがとうございました。
【丸山 晃俊様】
お知恵を貸してくださり、ありがとうございます。止観のお話も、大変勉強になりました。これからの時間を無駄にしないように、実践してみます。
親身に向き合ってくださったこと、改めて感謝申し上げます。
