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家が住みにくいです。

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10年以上前から、祖父の妹も一緒に住んでいるのですが、未だに慣れず過ごしにくいです。
(既に祖父は亡くなってます)

物心ついた頃から苦手な人だと思っていて、昔から年に数回家に泊まりに来る時も本当憂鬱でした。

祖父が、こちらに妹を呼び寄せて一緒に住むことになったのですが、
やはり、いざ一緒に住むと本当にストレスで日々過ごしにくく…苛立つ事が増えました。
我が強い性分で威圧感もあり、生前祖父とも喧嘩をしたり、家族や私とも言い合いになったり、嫌な光景を見る事も多々ありました。

今でも家の中で何をするにもやりにくかったり、相手のことを必要以上に気にしてしまったり、嫌な緊張感があります…。

時に気がおかしくなってしまいそうなくらい気持ちが追い詰められたりで辛いです。

祖父の妹も色々思うことはあるかもしれませんが、
でももし一緒に住んでいなければ、私と両親との時間も今みたいに色んな我慢などせずに過ごす時間が多かったんだろうなと思うと、悔やまれてなりません。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

真実の道こそ仏の道、仏道です。仏道は心の道場です!

この現状を打破するには、祖父の妹さんが変わる。ご家族も貴方の周りが変わる事なんですが先ず不可能です。
だったら自分が変わるしか残された方法はありません。

性格を変えるのでなく善い心構えを持つ事です。
先ずこの世に暮らす時、思い通りに成らない事、即ち苦しみ、悩み、迷いが必ず全ての人に存在する事を自覚してください。
今の貴方には、仏教で言う三毒の内の二つが存在しています。
仏経では三毒は誰しも持っている罪ですが日頃気付かずに我々は過ごしています。
<三毒>
貪(とん)、瞋(じん)、痴(ち)の三毒といいまして貪とはむさぼり、瞋とは怒り、痴とは愚痴で、この三つの毒のことを いうのです。
今の貴女にはこの中の瞋、痴の怒りと愚痴が強くあります。
この心がある以上今の苦しみから逃れる事は出来ません!

この事を素直に自覚し歩む事で今までの見方と違った真実の道が見えるでしょう。
真実の道こそ仏の道、仏道です。仏道は心の道場です!

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有り難し
おきもち

質問者からのお礼

ご回答ありがとうございました。
気持ちや考え方が少し楽になりました。
自分の中で善い心構えを持って、自分の幸せになる過ごし方が出来るように頑張りたいです。

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