般若心経の解釈は宗派毎に異なりますか?
お世話になっております。
突然ですが、明日、臨済宗のお寺に般若心経の写経体験、座禅体験をさせに行かせていただきます。
ただ事前準備にと思い、般若心経の入門書を購入したのですが、これが法相宗の本だったので、自分が持っているこの本と、明日のお寺様の解釈が異なっていたら、時間も限られているので、ちょっといやだなと思っています。
なのでここで、臨済宗、法相宗、あと、私の亡き祖父が住職をしていた曹洞宗等で般若心経の解釈が異なっているかどうかお聞きしたいのですがいかがでしょうか?
考えが足らないところ。 そのせいで何か失敗をしでかした後から心配したり後悔したりすることが多々あります。
お坊さんからの回答 2件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
事前準備、すてきですね。
もし、なかなかさんの購入された入門書とお寺さんの解釈が異なってるところ
見つけたのであればその疑問をご住職に投げかけてみるのもまた、よろしいのではないかと思いました ^^
それこそが仏教のもつ 奥行き かもしれませんね👍
是大明咒。
はじめまして。浩文(こうぶん)と申します。
『般若心経の入門書を購入したのですが、これが法相宗の本だったので、自分が持っているこの本と、明日のお寺様の解釈が異なっていたら、時間も限られているので、ちょっといやだなと思っています。』
そこがちょっとよくわかりませんね。
解釈が異なっていたら嫌ですか?
法相宗ならば法相宗の解釈を尊重し、
臨済宗ならば臨済宗の解釈を尊重していただいて、
ひとまずそのお寺さんでの体験に臨むのがよいと思います。
そもそも般若心経の成立は、法相宗、臨済宗、曹洞宗よりもずっと前ですし
各宗派、この般若心経の世界観をベースにして各々教えを紡いでこられております。
ですから般若心経の解釈について気になるようでしたら、
おおもとの解釈、いわゆる原典にあたるサンスクリット語の般若心経が古く、それについての註釈や解説本が出ております。
遠回りなようですけれども
そちらがおおいに参考になるかと思います。
宗派の違いは、般若心経そのものに対する見方ではなく
あくまで般若心経をOSとしてどんなソフトやアプリを使うかの違いだと
お考え下さい。
摩訶般若波羅蜜 合掌