不条理、理不尽なことへの向き合い方回答受付中
不条理、理不尽なことへの向き合い方を教えて下さい。
なんとか踏ん張って生きています。
真面目に生きても、報われないことや自分ではどうにもできないことにぶち当たり、また振り出しに戻ってしまいます。
自ら命を絶つことも何度も考えました。
それでもなんとか踏みとどまって、生きています。
どんな気持ちで不条理や理不尽なことに向き合えば乗り越えられますか。
辛いです。
お坊さんからの回答 1件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
「とにかく自分らしく」それのみです。
拝読させていただきました。
世の中は不条理であり、矛盾ばかりですよね。本当にそう思えます。
綺麗事ばかりいう人たち、正義を振りかざす人たちなど、さまざまです。
世間や他人を信じていくことに疲れる現代社会では、心理を安全へと導くためSNSなどより多くの"心のケア"をする名言なども流行っています。
自死が他の国より突起して多い日本では、本来の日本文化がグローバルされる世界とのつながりに、日本文化の心が世界の先進するスピードに追いつかないのが心を苦悩へと導いてしまっていることも要因なのでしょう。そうはいっても今に始まったことではなく、かの哲学者デカルトによる合理主義が人間を進化させたものの、現代では人間の心は自己欲を優先する社会へと結果導いてしまいました。
現代人の多くの人びとは世の中の基準に合わそうと必死が特化しています。
アニメのドラえもんは、のび太くんに「科学は人間の生活を豊かにしたが、同時に心を貧しくしたのではないのか」のワンシーンがありました。藤子・F・不二雄 氏は、夢を子どもに明るい希望を与えながら、科学の発展をどこか恐れていたことも懸念していたとも察せます。
仏教では他人や世間の評価を受けず、比較もしてはならないと説きます。
もちろん良いことは受け入れることは必要ですが、評価や比較は自分自身の心を貧しくさせてしまうことになるのです。
一度の人生、種と捉えていただき、チューリップはどれだけ手を入れても栄養を入れても桜にはなりません。同じように私たちも時代や家族や心身なども変えることができない現実の"今が現実の本番"です。
諦めるのはずっとずっとずっと先でよくて、死は寿命が自然に迎えに来てくれます。
可能性を諦め様、一縷の望みを忘れず、自分を信じることを諦めないでください。
趣味でも、夢でも、今日の目的でも何でもいいのです。小さな目的を達成していく積み重ねが自身を構築していき"自信"に変化していきます。
わたしの返答している文章もつたない矛盾かも知れません。
過去は過ぎ去り、辛い過去なども含むすべては。
▪️失敗は→経験に。
▪️成功は→自信に。
失敗を後悔に転換しない心掛け、すべてのニガい経験は人生を良くしていくための良薬と捉えてください。
「良薬は口に苦し」ですよ。必ずです。
合掌