母親に愛されなかった人の中年期回答受付中
こんにちは。最近の芸能人のニュースや、自身の母について思うことがあります。
幼少期に家庭に問題があり、愛情不足で育った人は40代くらいから傷が深くなる気がしています。
私の視野が狭く、そんな人ばかりでないかもしれません。でも私は不安です。
私の母も、幼少期は愛情不足だったようです。私は母が30歳のときに産まれました。
覚えている限り、私が10歳くらいのときから徐々におかしくなってきました。元々口は悪い人でしたが、どんどん悪さがエスカレートして、私が最後に会話した数年前には、常に暴言をキンキン声で叫んでいるような状態でした。
私の成長も影響はあるかと思います。子供の頃は怒る母が怖くて、なるべくすぐ謝って言うことは聞いていたけど、大人になり違うものは違うと言い返すようになったのも、母が怒り狂う原因かもしれません。
女性の更年期みたいなのもあるのでしょうか、、、、。私は今30歳です。20代前半は鬱でした。そこからカウンセラーさんの力も借りて、今元気にしています。ただ10年後が不安です。今はいいけど、これからまた傷が痛むときがくるかもしれない。周りの人を傷つけてしまうかもしれない。自分が自分でなくなってしまう日がくるかもしれなく、本当に怖いです。
まとまりのない文章ですが、寄り添っていただけると落ち着くかと思います。よろしくお願いします。
お坊さんからの回答 1件
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自分に思いやりを向けていきましょう
ひなひな 様 相談ありがとうございます。
一般的な話ですが、人は脅威を感じるとそれを記憶して、すぐ引き出せるようにしています。それは生き延びるために、脅威信号をまず感知しないと、敵にすぐやられてしまうからです、そして脅威の記憶は、目の前に起こっていないにもかかわらず、何かきっかけがあると、その感覚・感情を蘇らせるのです。
親の愛情不足は、対人関係で苦労します。(これも一般的な話です)
なぜなら、愛着を築くはずの親から脅威を感じると、親以外の他者に対しても脅威を感じるようになるからです。
では、どうすればですが、
安心安全な場所や癒される場所を確保することです。
そこに行けば安全で安心を感じる。そこに行けば癒されるということが必要です。
あるいは、癒される飲み物、香、ペットなども有効です。
そして、心に傷のあると思ってしまう自分は、悪くないと思うことが必要です。愛情不足と感じるのは私のせいではないし、私に責任はないと、何度も思うことが必要です。何度も繰り返し思って、心の傷を客観的に眺めるようにしておきましょう。
さらに、マインドフルネスや慈悲の瞑想などが有効です。
マインドフルネスの瞑想で、今ここの自分を評価せず・判断せず、ただ今ここに居る自分に意識を向けて、自分の存在を「ここに居て良いんだよ」と認めていくことがよいでしょう。
そして、自分に思いやりや優しさが向けられるように、誰か(カウンセラーや大親友や恩師や、もしかしたら僧侶など)から、優しさや思いやりを向けてもらったことを思い出し、その感覚や感情が自分の中に入って、だんだん身体全体に広がっていくような瞑想をするとよいでしょう。繰り返し練習すれば、勇気や強い気持ちで自分に思いやりを向けられて、10年後でも、穏やかで落ち着いていることができるでしょう。このような瞑想は誰でもできますから、安心て取り組んでみてください。きっとずっと大丈夫になっていきますよ。合掌礼。