母親について回答受付中
私は過去母から暴力、暴言を受けていました。一度感情が激昂すると母はこの世の罵詈雑言をかき集め狂ったように吐きながら、時には殴る、蹴る、物を投げつけるなど、暴力を振るっていました。
現在は私も大人になり、同居していないため、直接暴力を振るわれることはなくなりました。
しかし、現在母は同居している実母(私から見た祖母)を虐待しているようです。
祖母は認知症を患っていて、本人はよくわかっていないようですが、母本人からむかつくから殴ったり蹴ったりしていると聞きました。母に悪気はなさそうでした。
父に相談しても、関わりたくないの一点張りで、行政に相談することもやめてくれと言われています。
私はこのまま知らぬ存ぜぬでいいのでしょうか。
また、母が憎くてたまりません。
母ばかりがストレスをいいように発散し、周りを傷つけていいのでしょうか。
子育てや介護が大きなストレスを与えるものであることは理解できるし、殴りたくもなるよなとは思います。
でも、それが許されるなら人権って何なんでしょうか?
お坊さんからの回答 2件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
いかなる理由があっても、振るっていい暴力なんてありません。
暴力は、尊厳を傷つける行為です。いくら自分の子ども(あなた)でも、認知症になった人に対しても、いかなる理由があっても、振るっていい暴力なんてありません。
お母さんは、癇癪持ちなのかしら。精神的にも問題があるように思います。だからこそ、支援が必要だと思いますよ。
お父さんが「言うな」というのは、家庭のことを外に知られたくないからでしょうが、お父さんがもっと危機感を持って対応してくれたら、あなたも暴力に苦しまなくて済んだのです。見て見ぬふりもDVです。悲しいわね…。
高齢者への暴力は、健康課や高齢福祉課へ。
認知症・介護については、地域包括支援センターや認知症コールセンターへ。
DV・人権侵害・差別は、人権男女共同推進室、全国共通人権相談ダイヤルへ。
支援先はたくさんあります。でも支援先に繋がらなければ、見えない暴力となり、ずっと支配されていきます。守れるのは、止められるのは、それを知っている人の一歩ですよ。
新しい体験を施すことに思案してみてください。
拝読させていただきました。
安易には解決できない問題ですね。
染み付いた汚れが取れないように、薫習という癖の習慣化された暴力・暴言は、当人からは普通のこととなり却って指導などすることで逆鱗に触れることにもなりかねない問題であるからこそ、お父様も行政などへの相談がお母様のスイッチを増幅させてしまうことを知っているのでしょう。
しかし、現在は祖母様への暴力等が死に至るケースも無きにしもないことが現実問題となります。
お母様が黙殺するような先輩、友人、知人、親族などは居ないでしょうか?
行政に相談に行くだけでも、無数の同類の相談を見聞しているので、それなりの対処法や、これからの接し方など色々とアドバイスもあることと思います。
人間は"羞恥"を最大の怖さと潜在意識は知っています。世間体など気にするお母様の性質があるのであれば、周知されていることで理性をブレーキ(制御)することも一つの可能性となります。
他に迷惑を掛けないのであれば、人は何をしてもいいのですが、それは地球上で一人になることもできないのも事実です。
人の善悪には必ず因果(原因と結果)より、今のお母様の性格を形成させています。人は変われるのですが、どの角度から、どこを指摘することで改善させることが可能なのかを見つけることが必要となります。
警察など介入しても、その場しのぎで「はい。」と頷く人は万といます。心を変えていかなければ、悪はまたジワジワと湧き上がってきてしまうのが煩悩です。
目的・目標・夢などを持つ人にとっては基本的に無縁の世界となるのですが、当たり前という状態化(マンネリ)した日々にうんざりしていることに不満が募っていることもあるかも知れません。
人生は夢の如く、過ぎ去っていく諸行無常です。悪の行為を積み重ねる人の心には、過去を悔やむ後悔を背負う執着が貯金され続けていくこととなります。
まだお母様はお父様もおられることから、旅行やコンサートなど出掛ける機会をつくることで新しい世界観や、忘れていた世界観などを思い出すことで、すこし変化もあることです。
お父様にも協力してもらい、母親の自覚と、本来は清らかな自身に気づく機会を作って上げることも一つの方策と察します。
参考までに。
合掌
質問者からのお礼
回答ありがとうございます。
お二方の異なった視点での回答を頂き、自分の中でどうしたらいいかはまだ定まりませんが、やはり行政に話だけでも聞いてもらってアドバイスしてもらおうかな?と思いました。