留学に向けた語学の勉強に疲れました
来年正規留学をする予定の18歳です。
自分はハーフなのですが来年留学予定の国の言語が話せません。そのため4月から語学学校に通っています。そのクラス内に小さい頃から親や親戚のおかげで話せるネイティブに近いような人がいました。最初の頃はネイティブ目指すぞーとか言って頑張っていたので夏ごろその留学予定の大学に入るための語学の資格は無事取れました。でも人間の脳の言語習得の限界を知り、18歳じゃあもうネイティブにはなれないんだと知りました。ゴールが打ち砕かれてしまってもう勉強するやる気が出てきません。やっても意味がないって思っちゃうんです。ほんのちょっとだけ環境が違えば私もペラペラだったのにってずーっと考えててもう無理です。学校の先生にも心配されちゃって立ち直りたいけど人の目が気になって立ち直る勇気が出ません。留学をやめるとかいう選択肢もありますが医学部を考えているため金銭面の理由で日本の大学は受けられないです。立ち直るしかないのですが変なプライド?みたいなものが邪魔をして立ち直れません。
お坊さんからの回答 2件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
自分が何をしたいのか、もう一度考えてみましょう
今回は僧侶という立場ではなく、仕事上の必要から外国語を長年学んだ私自身の経験をもとに回答させてください。
外国語をネイティブのように話せるようになることは可能ですが、そのためには日々の生活を犠牲にするほどの努力が必要です。
そしてもちろん、一朝一夕には叶いません。
英語がうまくなりたいという、よほどのモチベーションがないと難しいでしょう。
相談内容を読んで気になったのは、あなたのモチベーションです。
お金をかけずに大学の医学部に進みたいというのなら、あなたが最優先で取り組むべきことは、語学の勉強ではなく、成績をアップして国公立大の医学部に合格することでしょう。
外国語を流暢に話せるようになることよりも、その方が遥かに易しく、近道です。
あなたがやる気を失ったのは、モチベーションを向ける方向を取り違えていたからではありませんか。
ついでながら、私は外国語の勉強で嫌というほど苦労しましたが、バイリンガルの人間をうらやましいと思ったことは一度もありません。
あなたの言うところの環境に恵まれて、外国語を日本語と同じように話せる人たちは、日本語の複雑な機微を理解できないケースが極めて多いのです(そのことに強い劣等感を感じている人たちもは少なくありません)。
どちらもできるというのは、ある意味、どちらも中途半端といって良いでしょう。
どうか、あなたの母国語である日本語を大事にして、立派なお医者さん(それとも研究者?)になってください。
あなたが学んでいくもの
拝読させて頂きました。
あなたがプライドが邪魔して立ち直れないことを読ませて頂きました。あなたがガッカリなさって悩んでいることはとても伝わってきます。詳細なあなたやその国のことはわからないですが、あなたのそのお気持ちを心よりお察しします。
あなたがプライドに思っていることはあなたの人生の中でどれくらいの比重のかることでしょうか?
あなたの人生全てにかかってくるほどの重大なことでしょうか?
あなたのこれからの人生を大きく左右するような重要案件でしょうか?
語学は確かにできた方がいいでしょうし、その国に行けば必要なことでしょう。とはいえその国にずっと永住して仕事も何もやっていくかどうかはわからないです。
ネイティブスピーカーとなることは確かにとても素敵だとは思いますが、マストではないと私は思います。
逆にその部分にだけあなたがこだわってしまうとあなたが本当にこだわって頑張っていくことに目が向かなくなってしまったり、本当に学ぶべきごとを見失ってしまうのではないかと危惧します。そのようなことは本末転倒だと私は感じます。
いかがでしょうか?
しかもネイティブであってもこれからずっと日常会話として使っていかなければいずれわからなくなっていってしまうと思います。
言葉は時代時代によって大きく変わっていくものです、人の思いや習慣によって大きく意味を変えていくものです。ですから言葉は生きもののようなものですし、道具です。
改めてじっくりと冷静に見つめ直していきましょう。
あなたがこれからの未来に素晴らしい出会いに恵まれて様々な経験を通して身をもって学び健やかにご成長なさっていきます様に、あなたが多くの方々と関りながら心おおらかに充実した人生を生き抜いていかれます様に切に祈っております。
そしてあなたを心より応援させて頂きます。



ご相談は朝から午後5時まで受け付けております。
人間関係や恋愛のお悩み、自殺願望、大切な方の死に直面した苦しみなど、どんな内容でも構いません。一人で抱え込まずに、ぜひお辛いお気持ちを吐き出してください。
仏様や神様、ご先祖様は、いつもあなたを見守り、聞いてくださっています。あなたが少しでも穏やかな気持ちになれるお手伝いをさせていただきます。