発達障害という生きづらさを抱えながら回答受付中
私には、ASDとADHDの発達障害があります。小学生の時に、自閉症と診断され、特別支援学級に入れられ、周囲と違うということにずっとコンプレックスを抱えながら生きてきました。学生時代には勉強できないから不器用だとか、見た目がキモいとか言われ、成人後も仕事ができないなどと言われていじめと差別を長年受けてきました。そんな自分がどんどん嫌いになり、どうせ自分なんて価値がないと感じるようになり、自己肯定感が低くなっていき、人と関わるのが嫌になり、いつのまにか一人でマイペースの方がいいと感じるようになりました。仕事も人間関係も長続きがしない自分は運が悪いと思い込み、つい占いに頼ってしまいます。占いといっても、ただインターネットに乗っている情報しかやらないなですが、悪い占いの結果が出るとどうしても自分は運が悪いと思ってしまいます。これからどうしたら仕事も人間関係もうまくいき、収入も安定し、どうやったら人生が安定するのか、いつ成功できるのか不安です。占いの結果通りの人生になってしまうのが不安です。また、発達障害のせいで、仕事や人間関係など、いろいろなことに影響を及ぼすのではないかと不安です。また、選ばれる人間になるにはどうしたらいいかわかりません。
お坊さんからの回答 1件
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心の安らぎを見つけるために...自分を肯定しましょう。
はじめまして。僧侶の釋聴法と申します。
あなたが長年、差別や辛い思いを抱えてこられたこと、心よりお察しいたします。どれほどお苦しかったことでしょう。発達の特性は、あなたの欠点ではなく、ただの個性です。まず、その「ありのままのあなた」を、どうか責めないでください。
私たちは皆、不安の中で生きています。仕事や人間関係、先の見えない未来への不安は、あなた一人だけのものではありません。占いに頼ってしまう心は、「安心したい」という切実な願いの表れです。ただ、占いという「迷信」に過度に頼ることは得策とは言えないでしょう。
真宗の教えは、そのような不安定な自分をどうにかするのではなく、阿弥陀さまの「必ず救い摂る」という願いの光の中に、今の自分がすでにおかれていることに気づかせてくれます。
阿弥陀さまの光は、あなたのASDやADHDの特性をも、そのまま受け入れています。差別や辛い経験は、あなたを苦しめますが、同時に人様の痛みがわかるという深い優しさも育んでいるはずです。
不安な心も、頼りない自分も、すべて阿弥陀さまにお任せし、「大丈夫ですよ」と呼びかけられている願いの中で、今日一日を大切に生きていきましょう。それが、真の心の安らぎへと繋がる道です。
「選ばれる人間」って、一般に他人から認められる立派な人のことかもしれませんが、そんな人を目指す必要はありません。あなたは「ありのままの自分」で良いのです。ご自身を肯定して、自信を持って生きましょう。
拝
縁起寺 釋聴法



お悩みの相談は全般的に対応します。(不安や人間関係など)
元高等学校教員ですので、将来の進路に関する相談などにも対応いたします。
現在も非常勤講師を行っているため、少々対応にお時間をいただく場合もあります。
◆職場や学校での人間関係がうまくいかない
◆ストレスや不安で日々の生活に支障がある
◆無気力で、人生の目標を見出せない
◆卒業後の進路を決める事ができない
◆別れた交際相手の事を忘れる事ができない
◆家庭不和で毎日の生活が辛い
◆家族や大切な人を亡くして心の整理がつかない
◆何事も悪い方向に捉えてしまい、自己嫌悪に陥っている
◆ついつい他人に辛くあたってしまい、後悔を繰り返す
◆毎日充実した日々を送れるように、仏教の勉強がしたい
など、上記はこれまでの相談の例(ハスノハ以外を含む)です。