短期離職を繰り返した自分がつらい回答受付中
現在27歳です。
大学を卒業してからこれまでに、正社員として2回、いずれも半年ほどで退職してしまいました。
1社目は長時間労働が続き、体調を崩して退職しました。
その後、約1年ほどフリーター期間を経て2社目に就職しましたが、私と上司の2人だけのチームでした。上司の不機嫌な態度や、いわゆる不機嫌ハラスメントのような雰囲気が続き、相談できる相手もいないまま視野が狭くなってしまい、他部署の人とも関われず、心身ともにつぶれて退職しました。
就職活動のときは、その時点でできる限り考えて「ここなら大丈夫」と思える会社を選んだはずでした。それなのに、なぜこんな結果になってしまったのか分かりません。
これからの選択を正解にしようと思っても、過去への後悔が消えません。
周りの同級生はきちんと会社に勤め続けているのに、なぜ自分だけがうまくいかないのか、うまくいかなかったことに対して、何か罪を背負っているような気持ちになります。年齢的な遅れへの焦りもどんどん強くなっています。
こんな経験は、しないに越したことはなかったと思います。
これは何か神様からのメッセージなのでしょうか。(そう思わないと耐えられない気持ちもあります)
どうしてこんなに人生はつらいのでしょうか。
正直、生きる気力が持てません。なぜこんなに人生ハードモードなのでしょうか。
お坊さんからの回答 4件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
就職はくじ引きみたいなものです。引いてみないとアタリかハズレか分からないんです。就職して働いてみないと本当の仕事の内容や職場の雰囲気や上司・同僚の性格は分からないんです。今までは運が悪かっただけであなたは何も後悔する必要はありませんよ。
当たるまでくじを引き続けることがポイントですよ。
ただ、中にはアタリとハズレの中間のくじを引くときもあります。この時は、働き方の工夫によってアタリに近づけることもあるでしょうし、頑張りすぎてストレスが溜まりハズレになることもあるでしょう。
たとえば長時間労働の場合、睡眠時間の確保がポイントです。1日7時間睡眠をとるとして5時間しか睡眠時間をとれない日があれば翌日は早退してでも9時間の睡眠時間を確保する、あるいは代休使ってでも2時間遅れて出勤するなど。職種によっては長時間労働が数日続くこともありますが、そんな時は昼休憩や合間に仮眠を入れながら後日代休か年休で1日しっかり寝ることが大事です。
また、不機嫌な上司に対してはきっぱり「あのー、○○さんの知識や経験や仕事ぶりは尊敬してるんですが、ぶつぶつ文句言ったり不機嫌な態度だけはやめてもらえませんか?こっちまで気分が滅入っちゃって仕事が進まないんですよ。私が仕事でミスしたら○○さんの不機嫌が原因ですからね。責任とってくださいよ。」くらい言ってもいいのです。その方が○○さんの為でもありますからね。
どうしたら自分の生活習慣を調えられるか、気持ちよく仕事に専念できるか、そんなことを考えながら働くと何をするのが良いか見えてくるのではないでしょうか。
職種も職場も人間も千差万別ですから、過去のことは気にせずに勇気を出してくじを引いてくださいね。次は当たりますように。
短期離職なんて珍しい事ではありません。道は拓けます。
はじめまして。僧侶の釋聴法と申します。
拝読いたしました。半年での離職が二度続き、「なぜ自分だけが」と、出口の見えない暗闇にいるようなお気持ち、痛いほど伝わります。
私は長年高校生の就職指導を行ってきましたが、高校卒の3年離職率は40%を超えます。大学卒の場合で30%台ですから、約3人に1人は3年以内に離職しています。この状況を踏まえると、あなた様が特別だというわけではありません。「周りの同級生はきちんと会社に勤め続けている」と見えるのは、「隣の芝生は青い」と感じてしまっているのです。
仏教では、人生を「一切皆苦(いっさいかいく)」、すなわち「思い通りにならないもの」と説きます。あなたが今苦しいのは、あなたが怠慢だからではありません。「正社員として長く勤めるべき」「周りと同じように歩むべき」という「こうあるべき姿(執着)」と、ままならない現実との乖離に心が悲鳴を上げているのです。
まずは、これまで必死に社会に適応しようと、二度も荒波に飛び込んだご自身の勇気を認めてあげてください。半年という月日は、決して無駄ではありません。あなたがご自分の特性や、何に耐え難さを感じるかを知るための、尊い修行の期間だったのです。
人生を「一本道」と捉えると、立ち止まることは脱落に見えます。しかし、仏教の視点では、命は「点」の連続です。過去の失敗に縛られず、未来への不安に怯えず、まずは「今日一日を静かに生き延びたこと」を最大の手柄としてください。
今は気力を振り絞る時ではありません。泥水も静止していれば、やがて澄んで底が見えるようになります。心が落ち着くまで、まずは泥をかき回さず、ただ泥の中に座っていて良いのです。
焦る気持ちはわかりますが、自分を否定せず、急ぎ過ぎず、じっくりと自分に合った仕事を探しましょう。心に余裕を持たせれば、道は必ず開けてくると思います。
拝
縁起寺 釋聴法
今はそう思われるのは当然
質問ありがとうございます。
今の状況察し致します。
今の状況は望まれていないというのは当然伝わってきました。
基本的に、仏教では因果応報の考えです。
なにかがあって今がある。
今はわからなくてもいつかわかることもあります。
きっとこの経験はこの先の未来につながっていくと感じました。
(もちろん意味なんてないと思われると思いますが、それでいいのです)
人生はつらいです。つらいのが当たり前とお釈迦は言っています。
だからこそ、いいことがあると嬉しいわけです。
良いことなんてないよと思われるかもしれませんが
本当にそうですか。
足元になにかないですか。
こうして質問できることはまず幸せなことではないですか。
と、考えていけばいろいろ感じられると思います。
そこで、これからどうしますか。
なにをしたいのですか。
どう生きたいのですか。
きっと本当に問われているのはここなのかもしれません。
合掌
仕事を楽しむ
マラソンやボクシングなどのハードなスポーツや、警察官等のハラスメント(犯人から刃物を向けられたり)だらけの職種でも、それを好きでやっている人にとっては耐えられるのです。
つまり、仕事に楽しみや喜びを見出せるならば、長時間労働やハラスメントにも耐えられるのが人間なのです。
また、自営業の人などは長時間労働ですが、自分の采配で仕事ができるので長続きする。
ハードな仕事でも自分で休みたいときに休めたりするなら、ストレスが少ないのです。
ということで、まずは仕事に楽しみや喜びを見出すことが長続きするコツであり、また、自分の采配で仕事をコントロールできる立場に出世できればストレスが減るのです。
あとは、ご自身の仕事の効率や能力アップでも仕事が楽になります。
例えば、YouTubeの閲覧は2倍速で視聴する等、普段から思考スピードアップの訓練をしてみましょう。
思考スピードが速くなれば何かと役に立つでしょう。



お悩みの相談は全般的に対応します。(不安や人間関係など)
元高等学校教員ですので、将来の進路に関する相談などにも対応いたします。
現在も非常勤講師を行っているため、少々対応にお時間をいただく場合もあります。
◆職場や学校での人間関係がうまくいかない
◆ストレスや不安で日々の生活に支障がある
◆無気力で、人生の目標を見出せない
◆卒業後の進路を決める事ができない
◆別れた交際相手の事を忘れる事ができない
◆家庭不和で毎日の生活が辛い
◆家族や大切な人を亡くして心の整理がつかない
◆何事も悪い方向に捉えてしまい、自己嫌悪に陥っている
◆ついつい他人に辛くあたってしまい、後悔を繰り返す
◆毎日充実した日々を送れるように、仏教の勉強がしたい
など、上記はこれまでの相談の例(ハスノハ以外を含む)です。