人間関係を上手く構築できません。回答受付中
短い期間に、また相談してしまい申し訳ございません。
私は母子家庭で虐待、ネグレクトを受けて育ち、中学生の頃父に保護され、今でも父と2人で暮らしています。
昔から耐えない悩みが人間関係がぐちゃぐちゃな事です。
人の性格を形成するのに育った環境が重要だと最近知りました。
罪を憎んで人を憎まずの心で、母のことは憎んでいませんが、出来事はなかなか忘れられません。
私は何度も人間関係で失敗しています。
幸い出会いはたくさんありましたが、
人の些細な言動を悪意と捉えて、攻撃的になったり、友達だったはずなのに悪口を言ってしまったり、相手の言葉をマイナスに捉えすぎて落ち込んだり、相手の善意を汲み取れなかったり、友達を裏切っしまったこともあります。
その結果、人を傷つけてしまうことも多くあります。
罪悪感があり、謝れる人には片っ端から謝罪しました。
中にはもう謝れない人もいます。
人間関係の教えの動画を見たりして、日々勉強しています。
そのコメント欄では、やはり人から受けた嫌なこと、傷ついた事で悩んでいる人が多いです。
それを見る度に、私は今まで何人の人たちを悩ませてしまっているのだろう…と深く落ち込みます。
とてもポジティブな気持ちになれず、今も反省の最中です。
今は孤独と罪悪感で辛いですが、正直この辛さから解放されたいです。
なにかアドバイスをいただきたいです。
お坊さんからの回答 1件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
あなたの苦しみを分かち合える場は必ずあります。
こんにちは。釋聴法です。2回目でしょうか。
暗い闇の中を、お一人で歩んでこられたのですね。これまでどれほどの痛みと孤独を抱えてこられたか、そのお気持ちをお察しいたします。
仏教では、私たちの苦しみは「縁(えん)」によって生じると考えます。あなたが人を傷つけてしまった過去は、あなた自身の本性が悪かったからではありません。幼少期の過酷な環境という過酷な縁のなかで、生き延びるために身につけざるを得なかった「心の防衛反応」が、今の人間関係に影響しているだけなのです。
「人を傷つけた」と自分を責めるその強い「罪悪感」はどうして生まれるのでしょうか。それほどまでに苦しむのは、あなたが本来、慈悲深い心を持っている証拠です。本当に冷酷な人は、自らの言動で悩みはしません。
過去を変えることはできませんが、過去に対する「意味付け」は、今ここから変えていくことができます。
①自分を許す練習 過去の自分を「加害者」としてだけでなく、傷ついた「一人の子供」として見てあげてください。
②「今」に集中する 罪悪感は過去に、孤独は未来にあります。まずは呼吸を整え、「今この瞬間の自分を否定しない」ことから始めてみましょう。
あなたは決して一人ではありません。あなたの苦しみを分かち合える場は必ずあります。「今の自分」を肯定できるようになれば、他の人への接し方も変わってきます。そうなれば、自然と良い未来が訪れることでしょう。
拝
縁起寺 釋聴法



お悩みの相談は全般的に対応します。(不安や人間関係など)
元高等学校教員ですので、将来の進路に関する相談などにも対応いたします。
現在も非常勤講師を行っているため、少々対応にお時間をいただく場合もあります。
◆職場や学校での人間関係がうまくいかない
◆ストレスや不安で日々の生活に支障がある
◆無気力で、人生の目標を見出せない
◆卒業後の進路を決める事ができない
◆別れた交際相手の事を忘れる事ができない
◆家庭不和で毎日の生活が辛い
◆家族や大切な人を亡くして心の整理がつかない
◆何事も悪い方向に捉えてしまい、自己嫌悪に陥っている
◆ついつい他人に辛くあたってしまい、後悔を繰り返す
◆毎日充実した日々を送れるように、仏教の勉強がしたい
など、上記はこれまでの相談の例(ハスノハ以外を含む)です。