両親の死後回答受付中
順番に逝けばそう遠くない未来に両親が亡くなります。いま両親が大病をしているわけではありませんが、もう2人とも70代後半です。
両親の死後、独りで生きていく自信がありません。
そのときが来たら、たぶん精神病院の閉鎖病棟に入院。退院後の受け入れ先がなくて入院が長引く、社会的入院になるかもしれません。
現在、医療や福祉の支援とはつながっています。
でもそうなったとき、もう生きるだけの価値を見つけられそうにないです。
自分に責任があります。いままで好き勝手に生きてきました。子役みたいなものかもしれません。人生の前半にギュっと幸せを詰め込み過ぎたのでしょう。
たとえ最低限の衣食住に困らなくても、私は孤独には勝てないです。コロナ禍も独り暮らしの孤独と、コロナ禍の恐怖に耐えられず、オーバードーズで入院しました。
両親が亡くなったら、睡眠薬のオーバードーズで自●するしかないかなと思っています。
いまから考えても仕方のないことかもしれません。私にできることは両親との残された日々を大切に生きること、医療・福祉・兄弟・友人との関係を大切にする。もしくはパートナーを見つけることだとは思います。理由は伏せますが、グループホームは考えていません。
しかし頭ではわかっていても、両親の死後が怖くて仕方ないです。
お坊さんからの回答 3件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
明日の不安ではなく「今、この一呼吸」を大切に。
はじめまして。僧侶の釋聴法と申します。
拝読いたしました。ご両親を大切に想うがゆえの、身を切るようなお心の内、お察しいたします。
仏教では、愛するものと離れなければならない苦しみを「愛別離苦(あいべつりく)」と呼びます。これは人間にとって避けることのできない最も深い苦しみの一つです。今あなたが感じている「孤独への恐怖」は、それだけご両親の慈しみが深く、あなたが優しい方である証でもあります。
まずお伝えしたいのは、これまで「好き勝手に生きてきた」という後悔を、ご自身を裁く刃にしないでほしいということです。仏様の前では、完璧な人間など一人もおりません。過去の自分を責めるエネルギーを、どうか「今、目の前にいるご両親との穏やかな時間」へと向けてみてください。
「死後」という未だ来ぬ未来の闇に心を奪われると、足元がすくんでしまいます。ご両親が亡くなった後、あなたは独りではありません。あなたが大切にしてきたご縁、医療や福祉の方々、そして亡きご両親の想いは、形を変えてあなたを支え続けます。そして、ご両親から授かった命を全うすることこそが、最大の供養となります。
辛いときは、ただ「今日一日を生き延びた」自分を褒めてあげてください。あなたは独りではありません。
拝
縁起寺 釋聴法
これからもご縁はつながっています
拝読させて頂きました。
あなたの悲しみやさみしさが伝わってきます、あなたがご両親に対して思っていることはとても尊いことだと思います。お気持ち心よりお察しします。
あなたがおっしゃるようにどうかご両親様とのご縁や共に生きる時間を大切になさって下さいね。ご両親様もきっとあなたを心から大切に想っているでしょうからね。
仮にですがご両親様がお亡くなりになったとしてもあなたとのご縁が切れるわけではありません。ご両親様は与えられた命をしっかりと生き抜いて天寿全うなさっていくでしょう。ご両親様は仏様や神様に導かれ先に往かれた親しい方々やご先祖様が優しくお迎えなさってくださり、一切の迷いや苦しみから救われて心清らかにあなたのことをこれからもあたたかくお見守りなさっていて下さいます。
あなたとご両親様とのご縁はこれからもずっと永遠につづいていくのです。どうかご安心なさって下さいね。
あなたがこれからもご両親様や多くの方々とのご縁に恵まれて心から豊かに充実した毎日を生きることできます様に、皆さんとのご縁をこれからも一層大切になさり幸せを分かち合いながら生き抜いていかれます様に切に祈っております。
そしてあなたを心より応援させて頂きます。
またあなたの思いをお聞かせください。あなたを心よりお待ちしています。
ご質問ありがとうございます。
両親の死後が怖いとのことですが、では両親が死んだと仮定して生活してみてはどうでしょうか?登山は準備と練習が大切です。同じように未来の生活も準備と練習をしておけば不安は少なくなると思いますよ。そして今までいろんなことを成し遂げたあなたは準備と練習ができる人だと思いますよ。
質問者からのお礼
釋聴法さま
このところずっと気持ちが辛くて長いお礼を書かせて頂く力が出ませんが、お返事を拝読し涙が出ました。優しく受け取っていただき本当にありがとうございました。
Kousyo Kuuyo Azumaさま
いつも温かいお返事を本当にありがとうございます。生きている限り、悲しみは避けられませんし、悩みは尽きませんね。いまは気持ちが落ち着かないので、短いお礼しか書けませんが、温かいお気持ちが届きました。
聖章さま
おっしゃる通りですね。いまから少しずつ準備と練習をするべきかもしれません。約5年前、コロナ禍で初めてハスノハに相談させていただいたときも、同じ悩みでした。そのときも聖章さまにご回答いただきました。私の心に余裕がなく、短いお礼になってしまいますが、本当にありがとうございます。



お悩みの相談は全般的に対応します。(不安や人間関係など下記を参照して下さい)
相談時間は、月・木・金・土・日曜日は、8:00~20:00です。
火曜日と水曜日は18:00~20:00での対応となります。
翌日以降で、他の法務等がなければ、できるだけ迅速に対応させていただきます。
元高等学校教員ですので、将来の進路や転職に関する相談などにも対応いたします。
現在も非常勤講師を行っているため、少々対応にお時間をいただく場合もありますが、できるだけ早く対応できるように調整いたします。
◆職場や学校での人間関係がうまくいかない
◆ストレスや不安で日々の生活に支障がある
◆無気力で、人生の目標を見出せない
◆卒業後の進路を決める事ができない
◆別れた交際相手の事を忘れる事ができない
◆家庭不和で毎日の生活が辛い
◆家族や大切な人を亡くして心の整理がつかない
◆何事も悪い方向に捉えてしまい、自己嫌悪に陥っている
◆ついつい他人に辛くあたってしまい、後悔を繰り返す
◆毎日充実した日々を送れるように、仏教の勉強がしたい
など、上記はこれまでの相談の例(ハスノハ以外を含む)です。