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言い訳なのでしょうか回答受付中

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いつもありがとうございます。
自分で悩みに悩んでも答えが出ないのでご相談させていただきます。

私は適応障害とASD(アスペルガー症候群)の併発をしていると以前ご相談の中で書かせて頂きました。

私は上司に朝早く来て残業をして欲しいと頼まれることがあります。しかし、以前もそうでしたが、朝早く職場に行って残業をしようとすると生活リズムが崩れるのかストレスなのか分からないですが、うつ症状が出てきてしまったり、特性である感覚過敏(聴覚過敏)がイヤーマフやイヤホンをして通勤電車に乗ってもいつも以上に出てしまい、ものすごく調子を崩してしまいます。そのため、体調を理由に断る事が多いです。

ASDを言い訳にしないと自分では決めていますが、身体がついてきません…体調を理由に残業を断ることは言い訳なのでしょうか。いつも残業を断るたびに自分でまた言い訳したという罪悪感が残ります…アドバイス等頂けると幸いです。

2025年6月28日 20:22

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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

トンビさん、こんばんは。
お仕事お疲れ様です。
もしかしたら…、
トンビさんは「断ること」は
「してはいけないこと」
「言い訳」等と間違えてインプットしていないかな?と思いました。

中には堂々と断る人もいますよね?
「NO!」と言う人はたくさんいます。
ですので、トンビさんもどんな理由でも「できないことはできない」と毅然としても良いはずなんです。

だけど、罪悪感があるんですよね?

推測ですが、上司の期待に応えたいからかな?と思いました。
「上司がせっかく声を掛けてくれたのに…」とか
「忙しそうだから手伝ってあげなければ…」とか
「嫌われたくないな…」とか
考えたのかも知れません。
トンビさんは優しくて責任感が強いなぁと思いました。

俯瞰して「ああ、俺は上司の期待に応えられない。何だかもどかしいのかも知れない」という感じで受け止めてみませんか?
もちろん、他の言葉でも大丈夫です。
「そんな自分がいるんだな」と
一旦、見つめ認めてみましょう。
否定はしないでね。

トンビさんは回復したら残業などができますよね?
今、無理をしてもっと身体を悪くしたり余計に辛くなりますから。
主治医に相談して診断書を書いてもらうのも良いかも知れません。

上司には「残業をしたいけれど持病が悪化して。仕事まで続けられなくなったらいけないので本当にすみません」と自己一致して爽やかに伝えてみましょう。

これからも応援しています。

2025年6月29日 0:13
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有り難し
おきもち

個別相談可能
はじめまして! 覆面僧侶・きみーです。 ハスノハであなたと出会えたことを嬉しく思います。 私はこれまで、様々な方々の人生に寄り添い、心の声に耳を傾けてきました。 ・産業カウンセラー ・緩和ケア病棟・傾聴ボランティア ・刑務所、専門学校キャリアガイダンス講師 ・就職相談室カウンセラー ・人材派遣会社・事業コーディネーターなど 特に、20代〜40代の方々からは、仕事や人間関係、自己成長など、様々な悩みをお聞きします。 ゲシュタルト療法や交流分析といった心理学の手法を学び、あなたの心の奥底にある感情や思考に寄り添いながら、一緒に問題解決を目指します。 音楽や芸術を通して培った豊かな感性を活かし、あなただけの心の風景を描いていくような、 そんなカウンセリングを心がけています。 一人で抱え込まず、まずはお気軽にご相談ください。一緒により良い未来を築いていきましょう!
※ZOOMは覆面ではなくて素顔です、ご安心ください(⁠^⁠^⁠) カウンセリングの日時は予約をしていただけたら柔軟に対応可能です。特に15:00〜21:00は対応しやすいです。 (6、7、8月の土曜日だけ、お休みをいただきます) 信頼関係構築→傾聴→技法、あなたを最大限大切にします。 「傷つきを築きに」そして気づきに。自律へと導くカウンセリング 【人生の羅針盤】人生の道標となり、迷いを解消しコンシェルジュとして旅のお供をします。 各種心理療法を学びました。 [カウンセリングについてご一読ください] ハスノハはカウンセリングルームの対面と違い、ZOOMだけのやり取りになります。 カウンセラーは「聴く人」ではありますが、クライエントさんの身体の動きや微細な変化も見逃さないでカウンセリングをしています。 腕組みをしたり、眉間に皺を寄せたり、涙を我慢したりと表現は人それぞれです。 画面オフも歓迎ですが、 声のトーンだけを頼りにするしかなく、情報が足りないのが現状です。 皆様のお悩みを全身全霊で解決する覚悟でおりますが、誤解やすれ違いを避けられないことも稀にあります。 ご理解のほど、よろしくお願いいたします。

診断の出ていることなら

 会社は、その事を知っているのでしょうか?であるならば症状のことを伝えて、配慮してもらうことは「勝手な言い訳」にはならないと思います。
 問題は、それを知らせず、ただ「体調が…」では、先方も「いつになったら頼めるんだ!」となる危惧が生じますね。
 「病気を言い訳にしない」というあなたの決意は、何のためでしょうか?自分を甘やかさないため?ヒソヒソ言われないため?…これら私の失礼な憶測ですが、より大きな「目的」のための目標…狙いを実現するための手立てであるなら、目的はそのままに、目標を考え直しても良いかも知れません。または、「他の方が朝残業できるように、あなたは何か他のことを受け持つ」という考え方はできないでしょうか?
 今のところ、私が考えられるのは上記程度ですが、「悩みに悩み」を具体的に言葉にしていただけると、また他の道も見えるかも知れません。
 多分ポイントは「会社は病気のことを知っているのか」だと思います。どんな関係であるかが分かると、行動の指針もそれに応じて見えてくる可能性があります。

2025年6月28日 23:12
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有り難し
おきもち

一般大学(一般的でもないが…)から大正大学の史学コースへ。そののちお寺。坊さんに限らず、二足のわらじを履くことで、話に幅が出るはずだと考えて、はき続けています。子育てとか家族論とか考えつつ、でも仏教って個人のものだなぁと感じたりします。

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