手術を前に怖さと向き合えません回答受付中
20歳の大学生です。
最近、今年の8月に手術を受けることが決まりました。
もともと将来的に必要な手術ではあったのですが、4月の時点で急に決まってしまい、心の準備ができていません。
手術にはリスクがあり、半分くらいの確率で半身に麻痺が出てしまうかもしれないとお医者さんに言われました。
麻痺の可能性があるなら、いっそ手術なんてしたくない気持ちもあります。でもやっぱり生きたいとも思ってしまいます。
手術まであと4ヶ月ほどと言われ、急に「今のうちにやりたいこと」がたくさん思い浮かんでしまい、気持ちも混乱しています。恋愛も勉強も遊びもまだいっぱいしたいです。
そして、普通に大学生活を送っている周りの人たちが羨ましく感じてしまいます。こんなふうに思ってしまう自分も嫌になります。
どう受け止めたらいいのか、自分でも分からなくなっています。この先自分がどうなるかがなにも見えなくて怖いです。どうしたら怖さと向き合えますか。私は幸せになれますか。
うまくまとまっていないかもしれませんが、相談に乗っていただけたら嬉しいです。
勇気が出ない。。
お坊さんからの回答 2件
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生きるって、周りに手を伸ばし頼っていくこと。確かな支えが力に
それはとても不安ですよね。
命に関わることなのですね。必要な手術だと。
ですが、半身に麻痺が出る確率が高いだなんて、そんな難しい選択を迫られることが迷いであり、怖くて仕方がありませんよね。生活も生き方も、取り巻く環境が大きく変わってしまうかもしれないのです。なぜ私がと、現実に目を背けたくなりますよね。
時間がこのまま止まればいいのに。何も変わらず現状維持の今が、どれほどいいかとも思うでしょうね。
あなたがひとりで抱えないように。今までも、これからも、生きていくのは一人じゃないですよ。どんなあなたでも、大事に関わってくださる人がいるでしょう。心配してくださる人も、側にいますよ。
手術までの4ヶ月を、大切な人たちと過ごしませんか。あなたの不安も怖さも分かち合いしましょう。生きるって、周りに手を伸ばし頼っていくことなのです。医師にも、あなたが納得がいくまで何度でも説明をしてもらいましょう。確かな支えを持つことで、乗り越える力にしていきましょう。
こちらから、あなたの回復を念じていますね。
豊かな命のエネルギーがある限り、あなたは必ず幸せになれます。
20歳という若さで命に関わる決断を迫られ、どれほどの恐怖や不安を抱えておられることでしょう。周りが羨ましくなるのも、そんな自分を嫌悪してしまうのも、あなたが懸命に「生きたい」と願っている証拠です。どうかご自身を責めないでください。
仏教では「生老病死(しょうろうびょうし)」といい、病や死は誰しも避けられない苦しみと説きます。しかし、それを今の若さで背負うのは本当に辛いことですね。ただ、あなたが「やっぱり生きたい」と感じたその心の声こそが何より尊い真実であり、まずはその命を守り抜くことが最優先です。
「半分くらいの確率で麻痺が出るかもしれない」という言葉は非常に重いものですが、それはあくまで「かもしれない」という、まだ起きていない未来です。見えない未来を想像して悲観するよりも、今は高度に発展している現代の医療技術と、担当されるお医者様を信じてみましょう。
たとえ万が一、お体に障害が残ったとしても、それであなたの人生が終わるわけではありません。恋愛も勉強も遊びも、形を変えて必ず経験できます。やりたいことが溢れてくるその豊かな命のエネルギーがある限り、あなたは必ず幸せになれます。
無理に怖さと向き合う必要はありません。仏様は、恐怖に震え、混乱するあなたを、そのままの姿で優しく包み込んでくださいます。8月のお手術がどうか無事に終わりますよう、心より願っております。
拝
縁起寺 釋聴法



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