仏壇にアロマキャンドルはあり?
仏壇関係の質問です。
昔ながらの仏壇や仏具のデザインがあまり好きではなく、手元供養のグッズなどをネットで見たりしています。
供養において、アロマキャンドルやオシャレなお香、プリザーブドフラワーやハーバリウムなどを飾ることは仏教の観点から見て問題はないでしょうか?それとも失礼なのでしょうか?
お坊さんからの回答 3件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
仏様の御心を聴いていくため、供養や祈りを捧げるために、整える
お仏壇の荘厳を整えることで、仏様に向き合う心も落ち着いてきますよ。
また、お仏壇は仏様をご安置して、御心(仏法)を聴いていくことに意味があります。仏具もまた大事な意味を持ち、欠かせないものです。
代々にお仏壇を大事にしてこられたのであれば愛着があると思いますが、あまり身近でなければ、デザインとしか思わないかもしれませんね。
私の家族は、お仏壇に手を合わせたり、お掃除をする度に、亡き先祖の話を聞かせてくださり、仏具の意味を教えてくださり、大事にしてきました。一つひとつの仏具が、私を御本尊に向かわせるためのお計らいであったと有難く、深く敬意や感謝の気持ちが湧いてきます。そして、南無阿弥陀仏とお念仏が口から出できてくださる。亡き人や、如来様を想い浮かべていくものなのです。
蝋燭立てに蝋燭を供え、花瓶に水を入れ仏花を供えることにも意味があるのです。また、参ってこられますお坊様に聞いてみましょうね。
アロマキャンドルで良い香りがしても、仏様に想いが巡りますか。
そして、人は変わらないものに対しては、気に留めなくなるものです。造花やプリザーブドフラワーやハーバリウムでは、水を入れ替えて、命の移り変わり、諸行無常を感じていくことは難しい。私がお参りに行きましてね、そんなお宅もあるのですが、やはり埃が溜まっても気づかなくなってしまわれます。
キレイ、オシャレのために飾るものではなく、仏様の御心を聴いていくため、供養や祈りを捧げるために、お仏壇を整えます。
ですから、あなたなりの仏具に変えたとしても、どうぞその姿勢を忘れずに。あなたの生きる拠り所となっていかれますように。
合掌
菩提寺様に伺うことをお奨めしますが、基本的には問題ありません
仏様やご先祖様をお祀りする場所を飾ることを荘厳といいます。
宗派によっては荘厳のひとつひとつに意味が込められていて、寺院ではそれを省いたり置き換えたりすることは避けるべきだと言われることもあります。
ですが、個人がご自身のお家の荘厳をご自身の納得いく形にされることは、特に間違っているとか失礼であるとまでは言えません。
一度、菩提寺様に伺ってもともとの荘厳の意味を知ってから、それをご自身の納得いく形にアレンジされても問題はありません。
伝統的な作法を踏襲しつつ、ご自身の真心を形にすることでしょう
亡き人を想い、ご自身にとって身近で美しい形でご供養したいというお気持ちは、とても尊く素晴らしいものです。
近年はライフスタイルに合わせたモダンなお仏壇も増え、故人様を偲ぶ形も多様化しています。そのため、現代的なお品を取り入れること自体が直ちに失礼にあたるわけではありません。
ただし、仏教には各宗派が大切に受け継いできた「お荘厳(しょうごん)」というお飾りの作法がございます。そのため、お仏壇の基本となる「三具足・五具足(香炉、花立、火立)」といった正式な仏具そのものを、アロマキャンドル等に置き換えることは避けるべきと考えます。
もしアロマキャンドルやおしゃれなお香、プリザーブドフラワーやハーバリウムなどをお供えしたい場合は、お仏壇の「中」に配置するのではなく、手前に別の供物台を設けて、そちらへお飾りすることをお勧めいたします。
このように空間を分けることで、伝統的な作法を踏襲しつつ、ご自身の真心を形にすることができます。宗派によって細かな決まりが異なる場合もございますので、どうしても気になる場合は、一度菩提寺にご相談されるとより安心でしょう。
拝
縁起寺 釋聴法



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