悩みの受付はつらくないのか?回答受付中
お世話になっております。こちらの相談を利用させて頂き、お陰様で人生で最悪な時を脱したと自覚しています。
頂いたお言葉を反芻し、心の支えにしています。人間関係が希薄になりがちな現代につながりを実感できる貴重な手段です。
だからこそ、余計なお節介とは重々承知しておりますが、気になってしまいます。
近頃、メールでのアンケートやLINE相談などの受付が開始して、ユーザーとしてはますます身近になったものの、お坊さんや運営の方のご負担が随分増してしまったのではと考えてしまいます。
自分の人生経験は浅いながら、相談を受ける側も、する側も、感情的になったこともあります。どれも大変、労力を使います。自分が明日から大勢の悩み相談を受けろ、と言われたら卒倒するかもしれません。
日常でも、就職活動でセミナーなど受けるうちに、講師の方はどんな心持ちでいるのだろうか、相談員として人の話を聞く人はどうやって自分をケアしているのだろうか、ということに気が向くようになりました。
是非お聞きしたいです。日々、沢山の悩み相談に向き合い、なお相談者の悩みに飲み込まれない秘策があるのでしょうか?
自分は過去の経験から、ちょっとどころではなく人が苦手なのですが…人がお好きだからできることなのでしょうか?
自分より他人へ目を向けられるくらい回復したのも、hasunohaのお陰です。
収入がでたら物理的に応援できるのをモチベーションに就活を頑張っていこうと思います。
完璧主義
お坊さんからの回答 4件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
無理をせず、自分が出来る以上のことは抱えないようにしています
ハスノハの回答僧は、自分のペースで応えていけばいいので、皆さん 法務を優先しながら隙間時間にお答えしているのではないかしら。
私もそうですよ。それでも毎日ハスノハに訪れて、ゆっくり相談者に向き合う時間が日課になり、気がついたら10年。皆さんと長い付き合いになりました。
ハスノハはボランティアですが、日頃 多方面で相談業務をしていますので、どの立場で向き合うのかをきちんと切り替えて対応しています。例えば、僧侶として、行政の相談員として、支援員として、ゲートキーパーとして。また、個人対応もあれば、支援団体としてチームで関わる対応もあります。いくら経験があっても、自分本位な振る舞いでは、相談者へのサポートになりません。どの立場で応えるのかを、しっかり把握して務めています。
悩みに飲み込まれない秘策としては、相手の乗り越える力を信じて、踏み込み過ぎないこと。
また、トレーニングやセルフケアもしっかり行っています。そうでないと、疲弊してしまいますからね。
私は他の人より、時間の使い方が上手いかなと思っています。また気持ちの切り替えも早いと思います。よく動き、別の場所に身を置くことで、しっかり気持ちスイッチを切り替えていますよ。
よく、「しんどくならないのか?」と聞かれますが、無理をせず、自分が出来る以上のことは抱えないようにしていますし、仲間を信じて頼るようにもしています。フィードバックをして、次に繋げる。そうやって一つひとつ、出来ることを積み上げてきたという感じです。
それほど尊いことはしておりません。
789456さん、就職活動や日々の生活大変だと思いますが、自分の体をいたわって過ごしてください。ご自愛ください。
私はあなたが思って 質問に対してリートはありませんなぜならば 自分が回答できない 質問は下げているからです。自分が対応できない時は対応しないようにしております。忙しい時は質問に回答しておりません。
共感疲労という言葉があります あまりにも人の心配ばかり、人のお世話ばかりすることによって、心身が疲弊してしまう状態を言います。
人の悩みを傾聴したり、解決しようとする気持ちは大事だと思いますが自分を大切にしてください。
私は案外 マイペースにやってると思います。私からは以上です。
因縁を念頭に置いています
こんにちは。すでにお二方がお答えなさっていますが、こういった角度での質問は興味深いと思い、私からも書かせていただきます。
私は浄土宗ですが、20年ほど前に青年会で「仏教カウンセリング」ということが掲げられ、盛んに講演会や勉強会が行われました。そこで学んだ理論や技法は、少しは身についていると感じます。
また、具体的な工夫としては「自分に余裕がないときは答えない」「そうでなくても、答えたいものしか答えない」があります。この「全てに答えなくて良い」という明らめは、長く続けられる要因になっていると思います。
あとは、仏教の「因縁の道理」が現出していることを見つけるからです。「物事は、原因と縁や環境によって起こる。だから、私の身の回りの全ては、何%かを周りと持ち合っている」という考えです。何があっても私一人の手柄でもなく責任を全て負うこともない。
何度か荒れたやり取りを体験しましたが、「縁が整わなかったな」と腹落ちさせることができるのです。
非常に苦しんでおられる方の質問を読むこともあります。が、たとえ病気や貧困だとしても、「世の中はそもそも思い通りにならない、苦というものがある」というのも仏教ですし、「苦は誤解から生まれている」というのも、私を全否定しているのではない、誤解がとければ苦から逃れるのだ、万が一、生涯それが完成しなくても極楽でまた精進できる、というセーフティネットさえあるのです。
なので、誤解を恐れず言えば、私にとってここhasunoha は、「仏教という仮説を試す場」でもあるのです。いや、、仏教を信じる(ようとしている)私が、それを確かめようとしていると言えるかも知れません。
できるだけ仏教の価値観や構造に従った回答を目指していますが、そのためには冷静さが欠かせません。「この要素は入っているかな?」を分析確認しますから。「巻き込まれない、ムキにならない」ための具体的手立てでもあります。…それでもときおり、巻き込まれますけれど。
全て仏様や神様やご先祖様受け止めて頂きます
拝読させて頂きました。
ご質問頂きありがとうございます。心より御礼申し上げます。そうですね、人のお話を聞かせて頂くことやお悩みを聞かせて頂くことはとても労力のいることだと思います。精神的にも重い負担になってしまうこともとてもありますからね。あなたがその様に思われることとてもわかるように感じます。
確かにお悩みを聞くことで自分も辛くなってしまうことはあります。やはり人間ですから共感すればするほどに自分の心に残ってしまいますからね。ですから抱えすぎて苦しくなってしまうことはとてもあります。
私は毎朝毎晩仏様や神様やご先祖様に手を合わせています。その時に自分の思いや抱えていることを全て仏様や神様やご先祖様にありのままお伝えさせて頂き、仏様や神様やご先祖様は私の思いを、私が抱えていることを全てお聞きくださいます。
そしてできるだけ私自身の心の軽くさせて頂きます。それでもなかなか重くなってしまって辛い場合にはいつでもどこでも仏様や神様やご先祖様に手を合わせて辛い思いや苦しいことをお伝えさせて頂きます。
夢の中に出てきてうなされてしまう場合もあります。その場合夢の中でも仏様や神様やご先祖様に手を合わせてお経やお念仏おとなえさせえて頂き、仏様や神様やご先祖様に全て受け止めて頂きます。
お亡くなりになられた方々がいらっしゃったり。苦しんでおられる方々がいらっしゃったら仏様や神様やご先祖様にお救いなさって頂きます様に心からお願いします。
ですから人によって様々だと思います。
あなたが多くの方々と思いを分かち合い、仏様や神様やご先祖様にいつも優しくお見守りなさって頂けます様に、あなたが皆さんと健やかに幸せに生きることが出来ます様に心から仏様や神様やご先祖様にお祈りさせて頂きます。至心合掌
そしてあなたを心より応援させ頂きます。
質問者からのお礼
ご回答をいただき、ありがとうございます。
誰かの相談に乗るのは尊くかつ物凄く大変で難しいことだと思っていましたが、大変さは心持次第で減らせるのかもとしれないと感じました。
「自分のペースで」「忙しい時は回答しない」という言葉にはっとしました。私よりずっと立派な方でさえ無理をしないのなら、若輩者の自分などは取り越し苦労ですね。
見落としていたことに気付けました。できることを頑張ることにします。