盗作された
長くなってしまいますが、失礼いたします。
5年前くらいに趣味で描いてネットだけにあげてた漫画を、有名な漫画雑誌で連載している漫画家(仮にXさんとします)に盗作されました。
「自分の漫画を知らなければ描けない内容」という感じで、似たような演出や構図を何度か見かけました。
以前からそのXさんは私の同人誌(自費で作った本のことです)を読んでたみたいで、別の作品でもネタをたまに使われました。
ならば訴えればいいだろうと意見もあるかもしれませんが、訴えるにしては相手(の会社)が大きすぎるし、私は小さな存在です。ネットであれこれ言われたり生活が悪い方向に変わるのも怖いです。
私が一番怒りを覚えたのは、Xさんがある一流デザイナーと盗作した作品を通じて親しげになったことです。
私はデザイン系の学校に通っていたので、プロを目指す人たちが人の真似をせず、自分の作品の独創性を追求するためにいかに努力しているかを肌で知っているので、すごく腹が立ちました。
人の作品を盗んでおいて、そのことを隠して独創性を商売にしているデザイナーさんと肩を並べてる……。
もう1年以上この怒りやモヤモヤを抱えており、解決法が見つかりません。
隣人に打ち明けるにしても重すぎます。
もし「こういう風に考えては?」などのアドバイスがあれば、お願いいたします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
自分の権利確定を
真似されるということは、それだけあなたの作品が素晴らしいということです。
むしろ誇りに思ってください。
仏教的に言えば、あなたは施しをした。
それをありがたく感じないXさんは罪を背負いながら救われないということになります。
僧侶としての、ここでの回答はここで終わってもいいのですが。
けれども現実社会は違います。
両方の作品を見ていないのでどれだけ酷似しているかはわかりません。
訴えないというのはあなたが決めたことなので何も申しません。
ただ、問題はあなたが先に発表したということを確定しておかないと、
あなたの方が先なのに、あなたが自分の作品を発表したときに、
逆に著作権法違反で訴えられてしまう恐れがあるということです。
出版物ならたとえ自費出版であっても日付が確定できますが、
ネット上ということになると、私もよくわかりません。
自分の権利を確定しておかないと、逆に訴えられる理不尽さを経験することになるので、
気を付けてください。
質問者からのお礼
あたたかいお返事とお気遣いありがとうございました。怒りが完全に治まったわけではありませ
んが、人に話したことで少し気が晴れました。プロによる盗作は最近ニュースになってますがま
さかデビュー作から応援していた漫画家に自分がやられるとは思ってもみませんでした。
つくづく残念でなりません。
権利確定の件ですが、最終更新日は古いままサーバーに残っているので、こちらが先であるという証明はできます。
この度は本当にありがとうございました。