いくら坐禅しても煩悩即菩提が体感できない回答受付中
4年ほど前から在家向けの坐禅会に入門し、自宅で毎日坐る他、毎週の座禅会や年数回の摂心会にも参加しています。坐禅を継続している目的は、自分の中にあるエゴのようなものに整理をつけて、人生をもっとスッキリした気持ちで生きたいということ。坐禅を始めたきっかけは、現状に不満を持って転職したり離婚したりと転々としても、生きている以上どこに行っても根本的に逃げられる場所はないと感じたことです。
今は所属する坐禅会でその中での役割を果たしながら、少しでも悟りと言われる境涯に近づけることを目標に頑張っています。しかし会内のよくある人間関係のぎくしゃくや、会社でもありがちな不平不満で心が一杯です。どちらも「多少無理してでもこんなにやっているのに、それでも批判されるのか。理解してもらえないのか。」といった気持ちです。恐らくその怒りには、「自分」についての拘りがあるから怒りが湧くことから離れられないのだと思います。
以前はそんな煩悩たっぷりの自分が「悪い」「間違い」だと思って煩悩を無くして聖人になるのが悟りだと思って、そうなれないことに苦しんでいた時期もありましたが、最近は生きている以上は煩悩は無くすことは出来ないものであり、むしろだからこそ煩悩即菩提という境地が救いになるのではないかと思うようになりました。
しかしいくら坐禅したり自分なんてないんだということを自覚するようにしても、腹が立ってイライラしたり血圧が上がったり胃が痛くなったりするような身体の不快感は消えません。いくら頭で自分を言いくるめようと、本当には肚に落ちていない。怒りは名付けるまでもなくしっかり身体の中に存在しています。
煩悩即菩提ということは私には悟れないのではないかと、坐禅を諦める気持ちになりつつあります。これしか自分が楽になれるものは他にないと思っているのに。自分がないんだということを本当に実感できない私は怒りを感じない様にはなれません。私はどう生きていけば楽になれるのでしょうか?
他人に対して怒りを抑えられません。どうしたら身勝手な自分から変われるでしょうか。
お坊さんからの回答 1件
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あなたに合った心の手放し方と、セルフケアを取り入れて。
不平不満も、この世で生きていれば、湧いてくるものですよね。それはなぜか。どうにかしたいと願う自分がいるからなんです。もっとこうなれば…なぜうまくいかないんだ…と。考えれば考えるほどに、苦しくなる。また、この世は自分だけの世界じゃない。だから、自分の思うがままになんていかない。誰かや何かの都合で、動き出す現実があるのです。つまり、自分に都合ばかりが通らないのですよね、人生は。
そこを、何とかしたくなって心燃やしてしまうのが、煩悩なのです。いつでも煩悩がくすぶっているのが、人間なのでしょうね。悟るって、果てしなく難しいことですね。
坐禅会の取り組みは素晴らしくても、そこに集う者は人間同士でありますし、そこにもルールや付き合いという人間同士の関わりがあります。ですから、何らかの感情は生まれることでしょうね。煩悩から離れるということが、いかに難しいかということですね。
あなたの、手放せない執着があるのでしょうね。それが何なのか。
それを、見つめていくことなのですよ。怒りを生んでいる自分の、手放せないことは何なのか。何に腹が立つのか、イライラはどこからくるのか。坐禅もいいですが、セルフケアもしてみませんか。
怒る自分を(これに納得がいかなかったのだな)と認めつつ、どうにかできることでもないときは、(私も精一杯に頑張ったよね)と労い、そっと怒りの気持ちを捨てるのです。しんどい想いをするよりも、穏やかに笑っていようと、自分に優しくしてあげるのです。
煩悩は私にもありますが、聞いてくださる仏様がいてくださいますから、受け止めてもらったらホッとできて、気持ちも静まります。そうやって捉えていきながら、メンタルを整えていますよ。
あなたに合った心の手放し方を、見つけていきませんか。



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◆こちらから、無理に聞き出すことは致しません。
言いにくいこと、言えない気持ちも大切にします。あなたのお気持ちのままに、ゆっくり待ちながら、その気持ちを大切に受け止めたいと思っています。
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