修行法について回答受付中
「嫌なこと(感情)は受け流す」練習をしています。
具体的な練習法は下記です。
・瞑想
・今やることに集中する
・好きなことに没頭する
・「相手は相手、私は私」と自己暗示する
しかし、ふと何もない時間があると夫や兄弟の自分勝手な行動に振り回されたことを思い出しては心の中でぶん殴っている自分がいます。
午前中~昼過ぎまでせっかくの1人時間が持てるのに、非常にもったいないです。
上記の練習法を繰り返していますが最近心がスッキリしないです。
どうすれば心がスッキリするでしょうか?
また、人に振り回されず、常にブレない自分を維持したいです。
そのためには、どのような修行が効果的でしょうか?
お坊さん方が普段行っている修行法があれば教えてください。
お坊さんからの回答 2件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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受け流すのですが、流すことはしない
受け流したい時は、坐禅をするのは良いことだと思います。私もしますよ。
しかし、その方法が間違っていることが多いです。
受け流すとは言いますが何かしてはいけません。何にもしないのです。受け流すことを"する"のではないのです。心底何にもしないことが修行です。
集中しようと"したり"、わすれようと"したり"
常に頭を働かせ何かしてしまう。
だからオーバーヒートしてしまうのです。
疲れますよね。
まずはよく寝ること。
そして想いの上で手をつけないことです。見たものは見たまま。聞いた音は聞いたまま。そのままスルーしてください。
と言っても何にもしないのです。何にもしないことをしてはいけませんよ。
こうしてあるがままで満足できることが救いの道につながります。
この身体は好き嫌い、損得、善悪は言いません。いつも言うのは考え方の方。考えよりもリアルを大切に生きてください。思いや考えよりリアルを宝に生きるのです。
別のことを考える、プチ遠足
「うつ」予防に有効なこととして、「別のことを考える」「明日できることは今日しない」が良いそうです。
過去や未来や自分や他人のことについて妄想雑念を膨らませ、思考の堂々巡り(脳みその素振りエンドレス)に陥ると、心身の不調につながるでしょうね。
ですから、嫌な気分になるネタから意識を逸らす、六根(眼耳鼻舌身意)と六境(色声香味触法)を別の対象にスイッチすることが有効でしょう。
睡眠をしっかりとって日光を浴びることも必要です。
また、ウォーキング等で違う景色を見ること(物理的な移動、プチ遠足)もリフレッシュになります。
たとえば、近くの寺社仏閣やお墓等に足を運んでみてください。
普段とは違う景色、お香や境内の樹木の匂いもプチ遠足になります。
質問者からのお礼
早々にご回答いただきましてありがとうございます。
本当に何もしない…目から鱗でした!
早速練習してみます!
そして常にリアルに目を向けるよう意識付けをしていこうと思います。