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何かしようとも何もできない

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有り難し有り難し 13

色々と相談事書きましたが、尽きる話しは、金縛りの状態と言うのが早いのでしょうか?
体が動きません、気持ちが重くてできません、周囲の目も声も悪意を感じるようになってる状態です。
因果応報とでも言えるのでしょうか?
怠惰な生活、人への妬みが今の自分に返って来たのでしょうか?
将来このままの状態が続くようなら 何もならなかった人生、最悪な終わり方をするようになる様な気がします。
悪因を断ち これからの人生を意義のあるものにするには、どうすれば良いでしょうか?
仕事もできない 意欲もない 人からも良くも言われない 毎日の不安 逃れると言うより立ち向かえる勇気と智慧を伴った行動ができるようになりたいです。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

「因果応報」とは・・

ランド様

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

「因果応報」とは、世間の使い方では悪いイメージが先行してしまっている感が否めませんが、正しくには、善いことも悪いことも含めて、全てのこの世のモノ・コトというものは、因縁(原因と条件)によって結果が成り立っているという、「因縁果の理」のこととなります。

何も原因が無く、また、何も条件も調わないのに、結果が生じることはあり得ません。

例えば、種も撒いていないのに、花は咲きませんし、種を撒いたとしても、土や養分や水や光などの条件の無いところに撒いても、花は咲きません。

あるいは、土や養分や水や光と条件は調っていても、種がなければ花は咲きません。

もちろん、色々な複雑な因縁が無数に依存関係で絡み合って成り立っている世界であり、単純にこれとこれで、こうなったとは言えないところもございます。

しかし、良き結果へと向けては、やはり良い因縁は必要となるため、良い因縁を調えていかないと良い結果は全く望めません。

良い結果へと向けた良い因縁を積むためのヒントが仏教には多くございますので、是非、これを機会に仏教の学びも進めて頂けましたら有り難くに存じます。

善処を祈念申し上げます。

川口英俊 合掌

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Eishun Kawaguchi
最新の仏教論考はこちらでご覧頂くことができますが、公開、非公開は随時に判断...
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質問者からのお礼

有難う御座いました。良い因果を積む勉強をしたいと思ってます。

多聞、簡単に学べるものでないとは思うのですが・・・

「因果応報」問答一覧

過去の過ちと因果応報への恐れ

過去の過ちから日々不安で押し潰されそうです。 一年前に下手をしたらクビになるようなことをしてしまいました。 私は最近因果応報という言葉を実感しており、それを強く確信する度に過去の過ちが広まり、自分に返ってくるのではないかと不安でいっぱいになります。 また、あろうことか ・その当時に口の軽い同僚2人に酔った勢いで話してしまった ・その行為を共に行った社外の相手と喧嘩別れをしている上に証拠写真を持たれている 以上の2点から会社にいつかバレる可能性が十分にあります。 今のところそういった脅迫や噂は立っていないのですが、何事も因果応報だと思い、いつか明るみに出るのではないかと毎日怯えています。 また、最近になって守りたい存在ができ、その為にも今の職を失うことはしたくないです。 そして、その存在のお陰で日々幸せを得ているのですが、いつか来るかもしれないしっぺ返しを恐れて幸せを素直に喜べません。 忘れた頃に因果応報がやってくるのではないかと思うと、忘れることも出来ません。 最近不安になると胃腸を痛めるようになってしまいました。 また、今ある幸せを感じられないことに辛さがあります。 今は昔のことを大いに反省し、誠実に生きることを心掛けています。 本題です。 罪を帳消しにしたいとは言いません。 いつか罰は下るだろうと常に考えています。 ですが、いつまでも続くこの不安から解放され、今ある幸せを心から感じてみたいのです。 こんな私はどう心がけ、考え、日々生きれば良いのでしょうか。 ※内容をかなりぼかしていてすみません。 この過去の行為は、人を傷つけたり、社会に迷惑をかけるような内容ではありませんが会社の規則に反した行為です。実際どうなるかはわかりませんが、注意とかでは済まないレベルではあると思います。 また、会社での立場は確実に無くなります。

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