パパを亡くしてからおかしい
去年の9月にパパを亡くしました。
パパが死んでから時間はたっているんですが外を歩いていたり買い物に行ったりして男の人がいるとパパかもと思う。パパが乗っていた車と同じ車とすれ違う時パパかもと思う。夜仕事が終わって家に帰った時パパがいるような気がする。など、自分が変です。パパがもういないのはわかってはいるんですがどこか期待してる自分がいます。
パパが亡くなる前に具合悪いと言っていたのにただの風邪だろうと病院にも連れて行かずパパが亡くなった日にも病院から電話が来る前に私は遊びに行こうとしてた。
パパが死んだのは私のせいです。
何があってもいつも私の味方をしてくれていたパパ。なのに私はなにもしてあげられなかった。
後悔しかありません。
パパに会いたいです。会いに行きたいです。
パパが今どんな想いなのか誰にもわかりません。
ただごめんなさいを伝えたいです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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ご自分を責める必要はありません
ことみさん、大好きだったパパさんが亡くなられたのですね。その苦しい胸の内を、このハスノハに投げかけてくださったのですね。有り難うございます。道行く人とパパさんが重なって見える。まだ家にいるような気がする。パパさんが亡くなったことを自分のせいだと思ってしまう・・・。今、ことみさんが感じていらっしゃることは、実は、どのご遺族も感じておられる事なのです。時間は経っているといわれますが、多くの場合、一周忌すぎ頃まではこのような感覚が続くことが多いようです。
アメリカの精神科医キューブラ-・ロスは、死の悲嘆を受け止めるプロセスを12段階で表現していますが、私はそれをわかりやすく、次の4段階でお話しすることがあります。①無関心・無感動②否認③承認④出発。しかもその経過(=受け止めていく年月の長短や時折悲しみが戻ってくるなど)は人それぞれであること。そして、悲しい別れを体験すると、人間は誰でも心身に変調が現れるということがわかっています。たとえば、
①身体的症状-呼吸障害・疲労感・食欲喪失・不眠・気力喪失・頭痛など
②心理的症状-思慕・罪責感・憂鬱・不安・怒り・敵意・孤独・絶望・幻覚など
③行動的反応-号泣・故人の行動の模倣・日常的なことが出来ないなど
④認知的反応-思考、判断速度の低下・集中力の欠如など*これらの症状・反応が複合的におこります。
しかし、人の支え・真のよりどころ(仏縁)・日にち薬があれば、必ず受け止めて歩み出すことが出来ると、お話ししています。ことみさん、自分を変だと思う必要はありません。そして、自分を責める必要はありません。パパさんの縁で、この世に生み出してもらったこと、これまでパパさんにしてもらったことを一つ一つ思い出し、教えてもらったことを人生のヒントにして、ゆっくりと歩み出してください。また、葬儀をしていただいたお寺様とまだ縁が続いていれば、ぜひ月参りや法事などで一緒にお経さまを唱えたり、胸の内を聞いていただいたりという、リアルな仏縁を大切に重ねてください。仏教が単なる葬儀の道具ではなく、ことみさんのこれからを支えるものとなっていくと思います。
ことみさんのこれからを、私たちハスノハ・メンバー僧侶が応援しています。ご縁に感謝!!合掌
まずは感謝を表現しましょう
「何があってもいつも私の味方をしてくれていたパパ」
きっとあなたの今の状況を
あの世からご心配なっさていることでしょう
だから、あなたの身の回りに現れているのかも知れません
愛情へは「後悔」よりも「感謝」でお応えしましょう
感謝、感謝の合掌です
目には見えませんが、
お父さまがあなたの心の中で生き続けられるよう
丁寧に感謝のご供養をなさることをお勧めします。