お坊さんの名前は本名と別にあるのですか?
お坊さんの名前は、お坊さんらしい名前が多いようですが、本名なのでしょうか?もしくは本名の他に僧侶としての名前があるのでしょうか?
誰かにつけてもらうのでしょうか?自分でつけるのでしょうか?
あと、お坊さんから見てかっこいいと思うお坊さんの名前があれば教えてください
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
基本的にその通りです
wowさんこんにちは (^_^)
本名(俗名・戸籍上の名前)と戒名・法名(僧侶としての名前)は別の場合がほとんどだと思います。
まず、お寺に生まれた方の場合、訓読みで一般社会の名前として用い、音読みで法名として用いる、という場合が多いです。
たとえば「純雄」と書いて、通常は「すみお」と読み、いずれ僧侶になる儀式(得度:とくど)を受けた後は「じゅんゆう」と読みます。
(ちなみに戸籍には読みがなは無いのだそうです)
また、私もそうですが、一般家庭出身の場合、名前の一文字を取る場合が多いです。
私は「哲也」という名前で、法名は「勇哲」です。
こちらのHPでは、深い意味はありませんが「哲也」を使っています。
一般家庭出身でも、そのまま音読みでしっくりくる方もいますし、全く違う文字にしてしまう場合もあります。
本来は俗世を離れて出家し僧侶になるのですから、俗名の一文字を用いない方が良いのかもしれませんね。
好きな名前ですが、真言宗の「空海:くうかい」は雄大なスケール感が好きですし、天台宗の「最澄:さいちょう」はご本人の人柄を現していて素晴らしいと思います。
そうとは一概には言えませんよ。
宗旨宗派に依り、また個人の考え方により、色々です。
当派では、度蝶(どちょう…国家公認の得度に際して、国家機関によって新たに得度した僧尼に交付される身分証のことである。出家得度の証明書。)申請を本山の宗務所に提出し、裁判所に「名の変更」を提出、其の許可が出た物を再度本山の宗務所に提出。其処で僧名が確定し、本山登録と成る事が基本と成って居りますので、粗全てが僧名と実名が同じですし、戸籍名も変わっている筈です。
唯、浦上哲也師も述べて居られますが、「お寺に生まれた場合、訓読みで一般社会の名前として用い、音読みで法名として用いるという場合」も有りますことは事実ですが、此れも一概には言えません。
また、僧名は自身で勝手には付けられません。
あくまで師僧から与えられるものです。
好きな僧名ですが、当宗の「空海:くうかい」
当たり前ですが、宗祖の僧名は大好きですし、好き嫌いの範疇を超え、
「お大師様」として尊敬・畏怖の念を持ちます。