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私を捨てた元カレのことをふと思い出してしまい辛いです。

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2ヶ月少し前に音信不通にして、その3週間後くらいに新しい彼女を作った元カレを忘れられません。

当初は殺意が湧くほど恨みました。
今は落ち着きましたが、携帯のフォルダに残っている私が買ってあげたマスコットと、私との予定が書かれたカレンダーが映った写真だけが消せません。

自分でも何でこんなに悩んでるというか、どうしてこんなに苦しまなければならないのでしょうか。

私に厳しくも優しい御言葉をください。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

怒りがあるとすれば、それは純愛というより

まず、悲しい思いをされているあなたにお慰みを申し上げますと共に新しい恋の始まりと自由を祝福いたします。
未練や、後ろ髪を引かれれう思いを断ち切る為には正しい認識が必要です。
そもそも「捨てられた」んじゃありません。
お互い、より自分にふさわし相手に巡り合うために新しい旅立ちをした、
別れる事で新たなる幸せを得る事を選択をした、と認識し直すべきです。
捨てた、捨てられた、というとどちらかが傷つきます。
若いうちは男女はコミュ二ケーションが下手で不完全燃焼なコミュ二ケーション、すれ違い会話が行われてしまうものですね。
まず、これは失恋ではありません。失恋にしてはいけません。失恋にすると傷つきます。
それが失恋の「失」の感情です。
男女の別れに「失」ではなく「学び」や「自由」を得る人は多少の未練があるにせよ「失い」は心の中で生まれません。
この世には数十億人の男と女がいますから、別れたりくっついたりなんて当たり前です。
まさか、この私を捨ててあの女と?お願いウソでしょ?嫌がらせなのね?好きの裏返しで私の気を引こうとしているのね?
という気持ちがあるとすれば、それは単なるプライドです。自尊心を傷つけられたのでしょう。
それはたとえがニワトリで大変申し訳ないのですが、オンドリデいうところのトサカや口ばしを傷つけられたということであって、トサカに来ている=怒りであって、純愛ではあるとは言えません。
怒りとは、相手を思い通りにしようとすることであり、相手に対する❝自分❞の押し売り、強要です。
相手が必要としていないものを無理やり押し付けてはいけまちぇん。('ω')
仏教は、自分を苦しめる、この我欲、自我、エゴをおさめる道です。
自我に気づけば、それに向き合い、おさめる事で修行が完成し素晴らしい人間性が養われ大きな功徳となります。
どの道、あなたは素晴らしい気づきを得ました。
今後、一生あなたを苦しめる最大の原因である、我欲、欲得、愛着、執着の心のありかを明確にしることができたからです。

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上手くいかないから生きているんですね

四苦八苦の中に愛別離苦という苦しみがあり、人には愛するものと別れなければいけない境遇が本来あるようです。
2000年以上も人類は同じ悩みを抱えているんですね。

あらゆる友達から失恋話を聞くと、自分だけの苦しみではないとわかるはずです。

思い通りにいかないことが沢山あるから、人間なのでしょう。
その思い通りにいかないことと付き合っていくのが人間なのでしょう。

あげはさんは、有難い人生を歩んでいます。

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有り難し
おきもち

天台宗 高龍山明王院普賢寺 住職。 一般大学、アメリカ留学、一般企業を経...
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質問者からのお礼

ご回答ありがとうございます。

そして、返事が遅くなってしまい申し訳ございません。
そのように受け止めていきます。

ご回答ありがとうございました。
返事が大変遅くなってしまい申し訳ございません。

たしかに相手に対する自分の押し売りだったかもしれません。

未だに心の整理がつかないことがありますが、前向きに行きます。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ