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結婚できるかの判断はどこですればいいのでしょう

回答数回答 1
有り難し有り難し 15

同棲して1年になろうかという恋人がいます。
結婚か別れかの期限があと1年後に迫っていますが、判断に困っているため相談させていただきたく、投稿いたします。

悩んでいる点はただ1点。
彼との文化の違いです。(育ちの違いとでもいうのでしょうか)
私は一人暮らしの時間が長く、家事全般こなせますが、彼は同棲するまでは実家暮らしのためあまり家事は得意ではない様子。
専業主婦のお母様がいらっしゃるとのことなので、自分が何もしなくても生活できる環境が整っていたのだと思います。
生活費も私が8割出しています。

収入的にも時間的にも仕方がないことは頭ではわかっていますが、養われているわけでもないのに、家事のほとんどを私がこなし、さらにそれを当たり前と思われていることが解せません。
何度か、「有り難い」の意味を知っているかという話をしていますが、当たり前なんて思っていないという返答で変わりません。
醜いことを言うようですが、光熱費を払うわけでもないのに無駄遣いをする、遠慮もない、はてはたまの外食でさえも出し渋る。
自分の生活がほぼ不自由なく送れていることの理由に想像が及ばないのかと思ってしまいます。
これではたとえ結婚して子どもができたとしても、感謝を教えることのできない父親になるのではと思ってしまいます。
趣味や食の好みなど、大抵のことは合わせられますが、これだけは解せません。

ただ、私の方にも「してあげている」という思い上がりがあるのでは、という不安もあります。
掃除機があり、洗濯機があり、大した作業でもないのに、生活に必要な当たり前のことをしているだけなのに、感謝して自分を認めてほしいだなんておこがましいという思いもあります。
彼がどうとかではなく、私の、どうにか自分を認めてほしい、褒めてほしい、が強すぎるだけなのでしょうか。
私のような「筋が通らない」「矛盾している」「一緒にいる意義」などを考えてしまう可愛げのない女よりも、ニコニコと彼のすることを受け入れる女性の方が合っているのではと思うこともあります。

長文になってしまい申し訳ございません。
誰にも相談できず参ってしまっているため、どうかご指南いただければ幸いです。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

結婚は補う関係性が必要でしょうね

初めまして、ご質問を拝見いたしました。結婚の判断は難しいですよね。ご質問の内容からでしたら、同棲中の彼はまだまだ幼いのでしょうかね。婚約前に同棲生活を始められますよと、かならずお金や作業量の多い方に負担がかかります。さらさんの場合はその負担は問題ないけれど「感謝が足りん」と言う事なんでしょうかね。

仮に彼が事ある事に「ありがとう」と言ってくれれば結婚できるのであれば結婚されても良いのではないでしょうか。しかし感謝があってもほかの事で次々と不満が上がってくる相手であればお互いにとって良くないような気がします。

なぜか文章を読んでおりますと、同棲中の彼と言うより、会社の人間関係の様におもいました。
同僚の中で売り上げあげられす、感謝もなく、危機感も感じていない人間関係に思えてきました。

私も20代の頃、同棲をしていた方と事業を興した事があるのですが、仕事とプライベートを分けられず関係が破たんした苦い経験があります。

結婚生活はお互い足りたいところを補いながら生活できる方をお選びになればよいのではないでしょうか。

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有り難し
おきもち

一般家庭の長男として生まれ、会社員を約20年経て浄土真宗の僧侶となりました...
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質問者からのお礼

ご回答ありがとうございます。
会社の人間関係のようといわれて目から鱗でした。
仕事の立場上、もしかしたらそのような目で見てしまっているのかもしれません。
彼との時間はあくまでプライベートであり、心安らぐ空間としてありたいので、いま一度自分の考えを改めたいと思います。
少しギスギスしすぎていたかもしれません。
ありがとうございます。

特に相談した以外の不満はありませんし、あれもこれもと求めるばかりの人間にはなりたくないとは思っています。(行動を伴わず、口だけでありがとうというのは違うと思いますが)
私も相互補完できる相手との結婚を望んでいます。
私自身も彼の役に立てているか、補う存在となれるのかを話し合いながら考えていきたいと思います。

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