精神的に強くなるためには
自分は、失敗を恥じてクヨクヨしたり、プレッシャーによって身動きが取れなくなる傾向にあります。
また、些細な物事も悪い方向に捉え、ネガティブの連鎖に陥ることがあります。
その結果メンタルが弱くなり、落ち込む状態が続くことが多いです。
こうした現状から打破し、自分を変えようと思い、今回質問をさせて頂きました。
精神的に強くなるためにはどうしたらいいでしょうか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
事実の通りにみると強くなれる
禅を学ぶといいでしょう。禅を学ぶ=自己の真実のありようを学ぶことで、禅という文化を学ぶことではありません。
思考に暗まされる前の自己の真実のありようを悟れば、自分の思惑に惑わされない=思考に走らないようになりますので、その通りの事実をそのままに観ることができるので、物怖じもしません、クヨクヨもしません。凹みもしません。ネガティブになりません。悩みもしません。
むかし昔、時はIT全盛期平成の世、埼玉県の狭山市の沢という村に安穏寺というローンまみれのビンボー寺がありました。そこに可哀想な住職が居ました。結婚相手の食生活がまるで違うのでした。
ワイフの朝食はパン食宗コーヒー派。
住職はご飯宗味噌汁派でした。
三度の飯より白飯が大好きな住職にとって(飯だろうに)、食生活が違う相手との結婚は苦痛でした。
子育てに追われる妻に負担を減らしてあげようと「子供の世話で大変だろうから、私のご飯は作ってくれなくてもいいよ」といったのです。すると妻は本当に毎日作らなくなりました(泣)。雨の日も私が忙しい時も、私がたまには作ってほしい時も、本当に朝食は出てこなくなりました。(ToT)
毎朝、住職は一人でふりかけご飯。
毎日のようにご飯にふりかけタマゴしょう油。(泣)涙でしょう油も要りません。
しかし、それは「妻がご飯を作ってくれなくて愛とご飯が冷めた」という自分流に物事を枉げて眺めた私的ビジョン。自分のフィルター越しにものを眺めた姿なのです。仏の説かれるご飯に思考ふりかけをかける前の物事の本当の姿=真実実相ではない独自ビジョンなのです。
そもそも、ご飯が出てこないという目の前の状況は何も悲しいことは言っていません。
自分の都合で、自分にとっての、自分独自のみじめな物の見方=ものを枉げて観る見方こそが自分を一番みじめにする真犯人であることをコナン君ばりに突き止めました。
もう玉子ご飯に涙の塩気は無くなりました。
醤油から創味のめんつゆになりました。
質問者様のクヨクヨ、ネガティブ、プレッシャー、落ち込みということも外の側には無く「内なる」思いであられるはずです。それは出来事、状況、事実に対して後からご飯に涙のふりかけをかけるような思いの上で独自に取り扱っている世界だということを参禅して見極め、ご自分の思いから自由になっていただければストロング金剛なることこの上なしです。
私もそうでした。
こんにちは、ちとせさん。ご心情よくわかります。耳障りの良い言葉を集めても、本の中から言葉を探しても2週間ぐらいしか持ちません。自分の中から変えて行かなければなりません。私の経験上、腹式呼吸を勉強されたら良いと思います。坐禅でも、ヨガでもいいと思います。現在では腹式呼吸は精神を患っている方えの治療方法としても取り入れられています。まずは、ネットで概要を調べてみてください。