特別な力とは
こんにちは。長くなるかも知れませんが、簡潔に話しますのでお付き合いお願い致します。
プロフィールを読んで多少ピンとくる方もいらっしゃるかもしれませんが、私には不思議な力が備わってるようです。
その力を制御・高めるために修行を行ってきましたが、私には本当にその力が備わっているのか疑わしいのです。
もしその本当の力が備わっていれば、私は今体調も安定して、突然倒れる事もなくお仕事もしていると思うのです……。てんかんと判断されたのですが、その霊能者(と呼ばせて頂きます)の方からは力を制御出来なかったばかりに倒れたと言われました。
上記にも書いたとおり、その力を高める為に修行を行ってきてはいるのですが、果たして本当にその力が私にはあるのでしょうか?
修行内容とは、その場その時によって脳裏に浮かんだ「数」「言葉」「数字」を当てるものです…(皆さまもやってらっしゃるのでしょうか?)。
もし本当にその特別な力が備わっているとしたら、私は普段からどのような在り方をすれば良いのでしょうか?
信じることが大事、と言われましたが今の私は力については半信半疑です……こういう考えはいけないとは思うのですが、内容が内容だけに相談出来る方がおらず、皆さまのお言葉があればなと思い質問させて頂きました。
何か思うところがあればお願い致します。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
本当の力とはなんでしょうか?
あなたには、不思議な力が備わっているかどうかの前に、その本物の力とはなんでしょうか?考えてみたことありますか?霊視ができる。招霊ができる。まずはその実体を明らかにしましょう。何ができるようになるのか?それはどのように世のため人のために活きるのか、ということです。少しでも人のために役立つもなら、磨いてください。宗教の究極は、魂の救済です。つまり、助ける、守る、ということです。あなたが開発しようとされる力が、この道理に適っているかです。どの宗教も、その教義を異にしますが、聖職者、神父さん、牧師さん、僧侶もそうですが、教えを学び、教えを広め、困っている方を神仏に代わって救うという使命を持っています。そういう存在を目指すのなら、学び、育てたらいいんです。電話で世界各国の人と気軽に話せる、飛行機でどこでもいかれる時代ですよ。テレポーテーション、ポストに手紙を入れたら、郵便局の方が目的のお宅に郵便を正確に運んでくださいます。悪霊、彷徨う浮遊霊、そんなものがいると脅かすくらいなら、黙って祓って欲しい。大事なのはそうした霊魂が見えるとかではなく、あなたとあって話をしたら気持ちが楽になった、救われました。と思えるかどうかです。霊能力云々の前に、幸せ配達人、まわりの人が明るく幸せな気持ちになれるような方になってください。それを特殊な能力と言うんです。お幸せを祈っていますよ。浄光寺
不思議な力とは
ごまもち様
はじめまして、釋慧心と申します。
不思議な力、や、特別な力が貴女に備わっているかどうかは、どちらとも言えません。
不思議な力、特別な力というものに対しての見解は、浄光寺様と同じです。
不思議という文字は、不と思議から出来ています。
不とは、~でない、という意味です。
思議とは、人間の頭と人間の知恵で、思いや考えを巡らせることです。
人間の頭で思いや考えを巡らせることが出来ないことを、不思議、不可思議と言います。
ですので、人間が制御コントロール出来た時点で、すでにそれは不思議な力では無くなります。
しかしその様な不思議な力があるのと同じ様な影響を及ぼしたり、その様に見せることは出来るかと思います。
テクニックや話術、メソッドを学ぶことでそういう能力を発揮する、している人はいることでしょう。
座る場所から、匂い、着るものの色や声の調子、様々な質問を投げ掛けて、こちらの思惑通りの答えに誘導していく、
例えば、あなたには兄弟がいますね?
と聞くと、大概の人はいるでしょう。
若い女性なら、恋愛や進路のことで悩んでいるでしょうし、中年の男性なら仕事や金銭、家庭の問題など、おおよその分類が出来ます。
その様に、特別な力があるように見せる訓練は出来るかと思います。
仮に貴女にその様な力
(ここでは、自分以外の人の脳裏に浮かんだ数字や言葉を当てたりするものと定義します。)
がもし備わっているとしましたら、是非とも社会や困っている人の為に役立てて頂くのが良いかと思います。
人間は、分からないものや、理解の出来ないものには恐怖を持ちます。
その様な能力の存在を語るときは、人を恐怖や心配な状態に陥れる危険性を危惧しなければなりません。
非常に扱い方が難しいものです。
不思議な力は正しい修行によって得られるのです。
ごまもちさんへ、こんにちは。
霊能者から、不思議な力を持っているといわれて修行しているのですね。
まずはお医者様からテンカンと言われたのであれば、その症状はテンカンですので、治療や生活対応をしてください。
沖縄にはユタという霊能信仰があります。
今でこそテンカンは病気の原因がわかるのですが、昔はわからなかった。ですので、突然のヒキツケは神がかりの一つとして崇められました。病気を一つの特徴として信仰として祀り、本来ならば病気として排除される人を、逆にて霊能者として社会の枠組みに取り入れたのです。それがご縁で修行をして更に信仰的な技術を身に着け、霊能者に育ち生活を得て生きた方は昔はたくさんいました。今でもいます。
霊能は科学的には否定されますが、社会文化とすれば必ずしも詐欺ではありません。昔から霊能者は貧しく医者にかかれない人の治療の一つとして、人生のカウンセラーとしての機能を果たしていたのです。プラシーボ効果で病気も治ることもあります。今は医者やカウンセラーがいるので必要がなくなり数が減りましたが、まだまだニーズとしてあります。それは人の心は必ずしも科学で割り切れるものではないからです。心を扱うカウンセラーとして霊能者や易者のニーズは存在します。
もし、不思議な力を認識できず疑っているのであれば止めた方がいいでしょう。人を騙して信仰することはできません。自分の能力があるかないかを冷静に分析すればわかるはずです。ないと思えば止めるべきです。
そのことを認識しても、それでも不思議な力があることを自分で自覚しており、霊能者として生きていきたいと考えるのであれば、それも一つの道です。ただ拝み屋レベルよりは、きちんと僧侶として出家して教えを学んで修行し、正しく不思議な力を人々の幸せのために使う神通力僧侶として生きた方が良いと思います。そのような仏教信仰は、天台宗や真言宗など密教系のお寺が担っていますので、門を叩けば良いでしょう。私のお寺でもかまいません。
あなたがどのような人生を歩むことが一番ふさわしいか、いろいろと考えて決めてくださいね。合掌
質問者からのお礼
三浦様、釋様、染川様
まとめてすみません、遅くなりましたが回答ありがとうございます。
今一度自分で考えてみて、再度答えを出してみたいと思います。
三人の回答、参考になりました。感謝しております。
また何かありましたら質問させて頂きます。
ありがとうございました!