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自分のひねくれた性格に嫌気がさします

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結婚3年目でもうすぐ9ヶ月になる娘がいます。

産後、夫の些細な言葉で落ち込んだり、イライラしたりと情緒が不安になりがちです。

夫のちょっとした言葉に反応してしまい、気持ちを戻すのにとても時間がかかってしまいます。

ほとんどが子供に関してで、子供の事となると夫はかなり溺愛していることもあり、とても神経質になります。

ちょとでも乾燥していたり、ちょとしたニキビが1つでもできようものなら、なぜ?!となり、逐一私に確認してきます。
離乳食のあげかたが悪いんじゃないか、終わった後に、きちんと拭いて、保湿しているか。と。
いざ、自分があげてみると思ったより難しいと気付いたようで、少し反省していました。
私より細かく繊細な部分があるからとは思うのですが、いちいち細かい。そんなのすぐよくなる。なら、自分でやってみたらいいのに!思うようになってしまっています。
普通に答えればいいだけの事なのに。

また、被害妄想なのかもしれませんが、そういう風に言われた時、すぐ自分を否定されているのうな気になってしまい、気持ちが塞いでしまうのです。

そうなってしまうと、心の中ではたくさん思っている事を話しているのに、言葉にできず、話せなくなり、「元気がないね。何か思ってるなら言いなよ。」と言われの繰り返しの日々。

例え話したとしても、夫に会話を途中で遮られ、余計に話す気が失せ、面倒になってしまうのです。途中で遮らないで最後まで聞いてとは何度かお願いしており、夫も気をつけてはくれているようですが。

そして夫はこんな私に気を使って、時々、いつもありがとうと言ってくれたりします。

こんな事を繰り返していたら、夫も私を面倒になり、何も言えなくなってしまう環境を作っていってしまうと思うのですが、自分の感情をコントロールできないでいます。

なんで自分はこんなひねくれた性格なのか、どういう心持ちでいたら、大らかな、器の大きい妻でいられるか?と今の自分を何とかしたいです。

拙い文章でわかりにくい点もあるかと思うのですが、何かヒントを頂けたらと思います。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

もう一杯一杯なんですよね…

 まだまだお手の掛かる赤ちゃんをお育て中のパパ・ママのお悩みと「微笑ましく」拝見致しました。
 お二方とも子育てに一生懸命なんですよね…娘さんはたくさんの愛情に包まれてすくすくと育っておられることでしょう。傍から見れば「タダの幸せなご家族」と映ります。
 そして、いかにもエラそうに回答しているのは自分自身の照れ隠しでもあります。私自身は法務を理由に、あまり?いえ、妻から言わせればほとんど子育てに関わってきませんでした。妻からの話を途中で遮り、より大きな声で自説を述べてきました。そして、これはいかん…と思えば時々「すまん」とか「ありがとう」と言ってきたのです。今もそうです…あなたのご主人と話が合いそうな気がしています。
 「ひねくれた性格」と、ご自身を否定的に受け止めていますが、ご自身を客観視出来るのは尊いことです。
 そもそも、仏教は自らのさとりを求める教えですが、それは「自分自身の客観視」に始まり、また終わるのだと思います。
 自分を正しいとは思わない、又自身を卑下することもない。自分自身を外から見つめることが出来た時に初めて自分の本当のあるべき姿に気付けます。
 旦那様を御覧になられるのと同じように、ご自身を御覧になって下さい。自分の姿が見えてきますよ…そしてその自分は結局、旦那様と全く同じ人間なんだなという気付きに恵まれることでしょう。そして旦那様が娘様と同じだけ愛おしく感じられますよ…。

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有り難し
おきもち

質問者からのお礼

ご回答ありがとうございました。
頂いたお言葉、その通りだと思いました。
改めて、幸せなのだと。そして、幸せな悩みなのだなと。
夫婦共に、私達のもとに生まれてきてくれた娘に多少の方向性の違いはありますが、お互いに目一杯の愛情を注いで、と同時におっしゃられたように一杯一杯になっていました。

そして私はいつも夫に嫌な態度をしつつも、何でまた自分はこうなってしまうのだろう。分かっててこうなるなんてタチの悪い話だと卑下し、そんな自分が嫌になる。といった悪循環もあったと思います。
自分を一度きちんと受け入れたいと思います。そして夫に感謝をしたいと思います。

ご丁寧にお返事くださり、ありがとうございました。

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