自分のこころを自分の言葉で伝える力が欲しいです。
実家暮らしをしています。
家で嘘をつく回数が非常に多いです。
模範解答はこれかな、と思うことを適当に口にしてしまいます。
自分の思うこと、好きなことですらた喋るのが怖いです。
親の望む人格の子供ではないという自覚があるからです。
何度かその気持ちを親に伝えて、大丈夫だからもっと喋ってほしいとのことでしたので、
自分のことを少し喋るように意識はしていますが、気づいたらセーブしてしまうことに嫌気がさします。
実際その言葉は半信半疑ぐらいにしか受け取れていません。
他人の子供と比べて羨ましがる母を見ると、申し訳なさと、腹立たしさとでよくわからなくなります。
自分じゃダメか!!!と思う気持ちと、
自分の人格や考え方に問題があるので直していかねばならないのではという気持ちと
ほんとうによい考え方はどちらだろうか、と常に考えます。
自分が間違っていないという感覚もとても強くほんとうはこうしたいのに!という考えを外にも出せずかといって考えを変える気がないことが嘘という言動につながっていくんだと思います。
少しづつでいいので、とっさに嘘をつくことをやめたいです。
自分のこころをきちんと伝えても恐れないようになりたいです。
どう心掛けていけばよいでしょうか。
抽象的な質問で申し訳ありません。
もしよろしければ、ご回答をお願いいたします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
その裏に隠れている、あなたの本当の気持ちを大切に。
嘘をつかなきゃならない、その裏に隠れている、あなたの本当の気持ち。それが一番、大事だよね。
その本当の気持ちを、聞かせてほしいなぁ と思います。
嘘はダメと責めてるわけじゃないんだよ〜。嘘をつかないと、親に心配かけちゃうからかな。良い子でいるために、親が望む私でいたい のかな。でも、ドラマみたいに、演じ続けることは、とても大変。疲れてきちゃうよ。しんどくなっちゃうよ。
他の子と比べて、羨ましがる親を見ると。。。本当の自分が出せなくなっちゃうよね。
どんな私をも、受け止めてくれる。
そういう環境、そういう相手がいれば、あなたも、知らぬ間に嘘が出ているということも、無くなると思うんだけどなぁ。どうかな〜難しいかな。
本音を言い合えるって、そんな相手って、なかなか 少ないだろうけれど。ここでは、我慢する必要なんて、ないんだよ。想いをぶつけたらいいんだよ。私でよければ、聞くからね(*^^*)
だから、お母さんの前でも、時には、本音を言ってごらん。少し、気がラクになればいいなぁ。
今までは今までとして、今日からは。
世の中には聖人君子でもはない親が子供にだけ聖人君子レベルを要求する無茶な親がいます。
背中見て育つんですわ、子供ってねぇ。
聖人君子のようになれっていったって、指導する親が聖人君子でも紳士レベルでもなければそれは無理な話。
教育法、言い方、言いぐさがすでに聖人君子の育て方じゃないから。
「もっと!素直で!イイ子になりなさい!」
ちょちょちょ、いい子になれっつー、その言い方、伝え方、切りつけ方はアリなの?
そんな言い方自体が、すでに「イイ親」でないんでしょ?
だから、イイ子になるワケないっつのです。
イイ子にならないとぶん殴るぞ、みたいなのって脅迫ですもんね。
だから、子供が嘘をつかざるを得ない。親が怖いからです。
素直なフリ、嘘でもいっとかないと親はすぐ不機嫌になるから。
子役、芸能デビューできなかった親子を想像してみましょう。
あとチョットの所でなれなかった陰ながら泣いている人たちも沢山いるでしょうに。
そのガッカリ感や態度や表情、要求に答えられない期待こそ一番子供を傷つけます。
仮に成功した、大成した、売れっ子になった。
「成功おめでとう?…だからってナニヨ?そうならなきゃアタシは愛されないの!?
成功しなければ愛されないような条件付きの愛。それって愛じゃないわ!親のエゴよ!」(昼ドラマ風)
(・ω・)つまり私たちが親側に求める愛にも「質」があるのだということを心の片隅にちょこんと置いておいてください。
親の与えるものイコール、必ずしも「愛」であるとは限らないものです。
さて、長かったですが、そのようにして親というもの大きく理解し受け止めた上で心から5センチほど離すのです。
そうするとあなたは迎合しません。普通に顔色を窺わずに話ができるでしょう。
あなたはアナタ。冷静に。
親は親。冷静に。
今日からは、今までのトラウマもフラッシュバックもリセットして親御さんと話をする時には「最後までだまって反論せずに話を聞いて」みてください。
これを受け止めといいます。
三回行ってください。
ひょっとすると、あなたを責める言葉は本当はなかったかもしれません。
毒親、毒のことばがあっても、そこでボールを上手に受け止め、悪くキャッチさえしなければ傷つかないものです。キャッチするミットを「とりあえず最後まで聞く」に、変えてみましょう。