無に行ったかもしれない話
私はよくボーッとしています。小さい頃からです。
たまにボーッとしていると、自分は宇宙の中の何で何をするためにここにいて、他の人たちは何で、なにをするためにここにいるのか?という感覚になります。ここにいる自分を不思議がらない自分をしきりに不思議がっている、そんな感覚です。次第に手のひらが上を向いているか下を向いているかわからなくなり、体がなみなみしていきます。波に揺られる感覚というかんじです。小刻みに。
この感覚はわりと心地よくてたまにやるのですが、人生で一度だけ、ボーッとしていて真っ白な空間に行ったことがあります。
小学生の頃で、習い事の最中でした。今でも鮮明に覚えています。その時はその習い事に対して興味が持てず、ボーッとしてやり過ごすことが多かったと思います。そして気がついたら私は真っ白な何も無い空間にいました。そこはたぶん無なので、「何もない」という概念すらありませんでした。しばらくして扉が見えました。そこで私は「扉だ。え?扉?扉ってなんだっけ?」と思い、「扉を知っている自分」を自覚してこちらに帰ってきました。
あの時私には何が起こっていたのでしょうか。そして、ボーッとしているときに起こるあの感覚に名前はあるのでしょうか。
とても難しい質問かもしれませんが、私にとって意味があることに思えて仕方ないので、こちらで質問してみることにしました。よろしくお願いします。
有り難し 14
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