自己紹介
浄土真宗本願寺派 忠専寺 住職
同宗派 特別法務員
同宗派 布教使
大分県別府市在住
回答した質問
怨憎会苦
四苦八苦の一つに怨憎会苦というものがあります。
簡単に言うと憎い存在に会う苦しみです。
愛しい人に会うこともあれば憎い人に会う事もあるのが人生でしょう、しかしそれが身内となれば苦しみも10倍...
迷ってばかり
不惑とは名ばかりで、私も40過ぎてから迷う事ばかりです。
歎異抄を読まれたのですね。
仏教とは不思議なもので、学ぶに連れ自分が正しいという心が思いあがりであったと気付かされるものですよね...
厳しい事を言います
ご自分の不貞の結果から逃げたいばかりに、自身のいのちだけでなく、授かったいのちまで捨ててしまいたい、などとは、思いあがりが過ぎます。
仏教で1番の教えは不殺生だと考えます。
無益な殺生は...
私も朝は苦手です
京都時代は本当に苦労して早起きしたものです。あ、すみません、共感のあまり、つい余計な事を。
しかし4時間は中々な寝坊ですね、、、。
当たり前の事ですが、早起きするには早寝する事ですね、ベ...
残すもの
質問拝見しました。
ご自分の病気と上手に付き合ってらっしゃる姿、障害も個性だとのお考え、一寸の幸せを見出す姿勢、尊敬できます。
せっかく頂いたいのちを精一杯生き、足跡を残したいという思いも賛...
不安障害の恐れ
お悩み拝見しました。
仏教では一つの事に執着し過ぎると、それが原因で身を滅ぼすとも言われます。
ご主人の事を大切に思うな、という事ではなくて、何事にも丁度良い塩梅があるという事です。
...
一切皆苦
苦しさの正体は自分の価値観です。
お釈迦様はこの世の全ては苦しみであると説かれました、そしてその原因は煩悩にあるとも。
私たちは自分の価値観で物事を判断しますが、仏様の価値観とは大き...
過ぎたるは身を滅ぼす
お釈迦様は、欲は無意味だと仰っているのではありません。
過ぎたる欲は身を滅ぼすと仰っているのだと思います。
お釈迦様はも生身の人間だったので、食欲や睡眠欲、性欲もあったでしょう。
それ...
支え、支えられ
この世のいのちは、一切の例外無く、支え支えられ、頼り頼られ存在します。
しかし、その割合が50:50である事はほとんどなく、どちらかに偏った時に負担が増しますね。
ちょうどお二人ともしん...
幸せとは
幸福度が世界一な国はブータンだそうです。
世界的に見れば裕福な国と言い難いブータンが何故幸福度世界一なのでしょうか?
それは多くの国民が足る事を知って布施の心を持っておられるからだと想像いた...
敬いの心
俗にいう雲切りと呼ばれる民族信仰ですね。
民族信仰には迷信が混ざっているので見極めが必要です。
信じることによって迷ってしまうのが迷信なので、難しいところです。
雲切りに関しては、...
好きという気持ち
どうしょうもなく燃え上がってしまって、抑え難いお気持ちよく分かります。
ともすればお姉さんとの関係までも全部壊れてもいいとまで思ってしまうことも有るのではないでしょうか?
仏教では愛は渇...
無知の知
無知の知という言葉があります、本当の無知は自分が無知である事にすら気付いていない、自分が無知だと気付いた人は無知から抜け出しているという意味だと私は捉えています。
ムーミン様は感謝を持って自分...
お手次のお寺に
ご両親の位牌をご自分の往生後にどのようにすれば良いのか、最近増えてきたご質問です。
一番は、お手次のお寺さんにご相談するのがよろしいでしょう。
お手次のお寺が無いようであれば、信頼でき...
老いは平等
老いと病と死は誰にも平等に訪れますが、身近な人が弱って行くのは見ていて辛いもので、時には目を背けたくなります。
そんな中、お母さんに優しく出来る貴方は素晴らしいお心の持ち主ですね。これから...