感謝の気持ちを持って仕事をしたい、、
実家の飲食業を手伝わせて頂いてる者です。
100年近く続くお店で、目立たない場所にありながらも連日満席を頂いています。
ただ小さい頃からこの満席という光景を当たり前の様に目にしてきたからか、有難いという気持ちが全く出てきません。
それどころか早く終わらせたいという気持ちが強く、どうやったら片付けが早く終われるだろう、、とばかり考えて仕事をしてしまっています。
仕事をする上で、お客様に美味しいと思って貰いたい。
また来て貰いたいと思うようなお店作りをする事の方が大切だとは頭ではわかっています。
ただ、来て頂くお客様よりも自分の都合でしか考えられない事に腹が立ってしまっています。
今自分は実家に居て衣食住困らない環境の中に居ます。親元を離れて自立をし、自分で一から考えて料理を提供出来たらこんな気持ちにはならないのかなと最近は考えています。
自分本意でなく相手の事を考えて仕事をしていくには、どう心掛けたら良いかアドバイス戴けたら嬉しいです。
よろしくお願い致します。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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無知の知
無知の知という言葉があります、本当の無知は自分が無知である事にすら気付いていない、自分が無知だと気付いた人は無知から抜け出しているという意味だと私は捉えています。
ムーミン様は感謝を持って自分本位では無く、相手の事を考えてお仕事をしたいと思っていらっしゃるので、既に無感謝からは抜け出ておられますので、そのまま考え続けたら良い方向に向かって行く事は間違いないと思います。
また、苦労は人を育てるので、親元を離れて独立されるのも、自分の成長を促す一手段かも知れませんね。
他人の元で飯食ってみて
拝読させて頂きました。
一度実家のお店を離れてみて別の場所の別の経営者のお店で働いてみてはいかがでしょうか?
ご実家を離れて人の元で働いてみることで今意識していなかったことや良い部分も悪い部分も特性も見えてくると思います。
他人の元で飯食ってみて初めて有り難みがわかるとも言われますからね。
昔の丁稚奉公や板前修業でもそのような面があったでしょうからね。
そうしてみてあなた自身の世界も広がりますし、今あなたがおかれている様々なご縁や環境についても改めて有り難みがわかるでしょうからね。
あなたがそのような経験を積んでいかれて広く見聞を広めて人としても成長なさり人やものごとの有り難みのわかる豊かな方となり、皆さんと仲良くおおらかに生きていかれますようにとお祈りさせて頂きます。
質問者からのお礼
忠専寺 釋 智篤 様
回答有難う御座います。
良い方向に向かっていけるというお言葉を頂きとても嬉しく思います。
自分本位にならないように、親元を離れて頑張ってみようと思いました。
有難うございました。
一向寺 Kousyo Kuuyo Azuma様
御回答有難うございます。
今は恵まれてる環境にいるので、感謝の気持ちに対して鈍感になっていたと感じました。
親元を離れて感謝の気持ちを持つこと、相手に思いやりを持てるような人間になります。
有難うございました。