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何もかもしんどい

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私は高校三年生の女子です。中学生の時から不登校気味で、高校一年生のときに中学三年間通い続け先生方にも親切にしていただいた学校をやめ、通信制高校に転入しました。

家族との仲は良いです。皆、私のことをすごく心配してくれています。祖父母、叔母、果ては母の友達まで私のことを心配して、時々励ましのメールをくれます。学校の先生も、休むと心配して電話をくれます。

学校にはあまり行けていませんが、大学受験に向けて塾に通っています。塾は楽しくて、予習復習をきっちりこなし、遅れを取り戻しながら頑張っていました。

私には予てからの悩みがあります。首の痛みです。もう8年も続いており、一時期4年ほどは毎日欠かさずひどい痛みがありました。病院ではいつも「原因不明」と言われてきました。元々、学校に行けなくなった始めの頃の出来事から医者が嫌いで、その言葉に激しい怒りを抱いてきました。
しかし先月病院のペインクリニックに行きました。勉強の妨げになる首の痛みを解消し、夏休みを勉強に捧げようと決心したからでした。
結果は「原因不明」。今までと同じでした。それを聞いた瞬間、涙が溢れてきました。今までと違ったのは先生が「若いということで取り合ってもらえなかったりしたでしょう。大変でしたね」と言ってくれたことです。その後、神経科・精神科で検査を受けました。結果が出るのは遅く、来月末になります。夏期講習も全て終わっている頃です。

その日を境に何故か外に出ることができません。二度だけ外出しましたが、塾と学校には行けません。何故かは分かりません。ただただ辛くて、気力が出ず、教科書を開こうとすると涙が出てきました。机に座らないから首は痛くなりませんが、頭と顎が痛くてめまいと耳鳴りがひどいです。今息をしているのが間違いな気がします。これでは前と同じです。私は以前から何も変わっていない。学校に行けなくなった理由も、自分を嫌いになったきっかけも、何もかも分からず、だから解決できず、変わらないまま、停滞したまま。受験生は夏こそ頑張らなければいけないのに、このままでは明日からの夏期講習もいけないのではないか。不安に圧しつぶされそうです。

誰かに助けてほしい。自分が憎くて気持ち悪くてたまりません。もう何もかも嫌です。この状況から抜け出して塾に行くにはどうしたらいいのでしょう。そもそも私の根本的な問題は何なのでしょう。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

今の時点で分からないだけ

エイさん、はじめまして。

エイさんはかねてから首の痛みに悩まされているのですね。病院を受診しても「原因不明」としか診断されず、ペインクリニックで痛みを解消しようと決意したにもかかわらず原因不明で診断がつかなかったのですね。

エイさんは、首の痛みの原因が分からないことと、エイさんのことを分かってもらえないという感情が一緒になって涙が溢れたように私は拝読しました。

痛みの原因が分からないのは、「今の時点で分からない」のです。
頭痛も関節痛も筋肉痛も、長い間原因不明でした。しかし、医学の驚異的な発展により原因が分かるようになりました。

仏教の宗祖たちは、分からないから始まりました。仏教に道を求め、重要な経典を発見したけれど読んでもまったく理解できませんでした。「分からない」ことが原動力となり、仏教の教えを弘める原動力になったのです。

これからのち、エイさんの痛みが理解されるようになることを祈念しております。

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有り難し
おきもち

徳島県の高野山真言宗寺院で住職をしています。 本山布教師心得として自坊の...
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質問者からのお礼

支離滅裂な文章にご回答いただきありがとうございます。全くもってその通りです。私は周囲に自分が「痛い」と感じていることを理解してもらえなくて閉じこもっています。目に見える痛みではないから、嘘と疑われたこともあります。首だけではありません。
いつか原因が分かればいい、そう思って病院の研究に協力しています。ですが、私の痛みが解消されるのがいつかでは困るのです。受験までもう半年もない。夏期講習は今日始まりました。失敗しても浪人はできませんし、だからといって就職して働けるほど私は元気ではありません。働く元気があるなら私は勉強できるはずなのですから。
もう嫌なんです。未来に希望を感じません。私に未来はありません。私は何もできなくて、何の役にも立たなくて、もう死ぬしかないのではないかとさえ思います。どうせ大学に行けてもまた首は痛くなります。理解してもらえることは永久にありません。そもそも私が痛みを感じるのは全部自分のせいで、自業自得なのですから。私が悪いんです。「痛い」と言って投げ出す怠け者は私なんです。我慢する根性がないのが悪いんです。他にも痛みに耐えて生きている人間はたくさんいるのに、難しい病気でも何でもない私が痛みに苦しむのは烏滸がましいのです。誰も私を助けてくれないのは、むしろ当然なのです。
前向きな気持ちになれず申し訳ありません。ここ最近心がぐちゃぐちゃで、まともなことを書けず申し訳ありませんでした。今日の夏期講習には行けそうにありませんが、明日からまた行こうと頑張ってみます。ご回答本当にありがとうございました。

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