この弱虫に喝をいれてください。
初めまして、質問させていただきます。
私はリハビリ技師になるための大学に通う19歳です。現在、奨学金で通っています。
今日、実技テストがありました。高齢者役の方と10分間会話をするという内容です。
私はあがり症で緊張がすぐに顔にでます。今日の結果も散々でした。緊張を笑いでごまかす、発話速度が速い、言葉遣いや敬語がなっていない、視線が合わない、などをフィードバックで先生方に言われました。自分ではあまり緊張せずに話せたかな、と考えていたのでとてもショックでした。
極めつきは評価に小学6年生と会話しているようだ、と書かれていたことです。大学生の会話じゃないと言われました。大学生にもなってこんな態度。こんな出来損ないの自分、消えてなくなりたいです。
もし、実技テストの単位がもらえずに留年したら消えていなくなりたいです。
あがり症で、子どもっぽくて、根暗で、無駄なプライドが高い。こんな自分でも大切にしてくれる両親に申し訳ないです。
両親に少し愚痴を言ったら「優秀な子に育てられなくてごめんね」といわれ、私の性格や頭がばかなのが悪いのに気に揉ませてしまい、心の底から消えてなくなりたいと思いました。涙が止まりません。性格を変えたいと思って本を読んだり人の真似をしてみましたが全然変えられませんでした。
お坊さん、見ず知らずの私の乱文を読んでいただきありがとうございます。私はいまの気持ちを誰かに聞いてもらいたかっただけなのかもしれません。
こんな悩みくだらない、甘えるなと思うかもしれませんが、どうかご助言をいただけないでしょうか。この弱虫に喝をいれてください。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
何度でもチャレンジしよう(*^^*) あなたなら出来る!
そっか〜今日のテストは、あまり上手くいかなかったのね。先生からのダメ出しも、厳しいね。。。凹んじゃうよね〜
でもね、そうやって指摘されたところは、学び直すポイントに気付けたということ。あなたのための、叱咤激励だよ。
実技は、誰だって緊張するよね。リハビリ技師になったら、緊張してました〜ではすまないから、今 しっかり指導してもらえたんだよ。
1回の失敗、これからいくらでも挽回していけるよ。挽回してやろうぜ!
リハビリ技師を目指しているなんて、凄いじゃない!専門職だよ。そりゃ、勉強も実技も大変だよね。難しいと思います。だけど、こうして、テストのことを振り返って、投稿してくれたんだもの。私は、反対に応援したくなったよ◎
何度でもチャレンジしよう(*^^*) あなたなら出来る!
変えることができない“今”、簡単に出来る“やりがい”はない。
はじめまして。亀山純史と申します。
まずは、リハビリの職に就きたいと思った初心に戻りましょう。それが全てのスタートです。苦しくなったら初心に戻ること、人生において大切なことです。
さて、今のあなたは過去のあなたの結果かもしれませんが、変えることができない今ではありません。これからあなたは変わる可能性を十分に持っているのです。あなたの失敗が成功へと変わる可能性があるのです。仏教には「転迷開悟」という言葉があります。これは、迷いを転じて悟りを開くということです。迷いを転じるとは、迷いを失くす、消し去るのではなく、迷いを変えることです。まつり、迷いには悟りの要素があるということでしょう。そして、簡単に出来ることだけの人生に発展や未来はないと思います。それは、やりがいとは簡単に出来ることに見出すことは出来ないからです。学生時代に大いに失敗をして、将来のあなたの進路に役立ててください。
以上が私からの回答です。ご参考になさっていただければ幸いです。
弱虫は才能です。生かせば武器になる。
はじめましてフォコラさん。実技テストおつかれさまでした。
自分の気持ちをなだめながら、自分なりにベストを尽くされたのでしょう。心に渦巻く感情と悔し涙が何よりの証拠。頑張った自分を認めてあげましょう。
さて、フォコラさんは先生方のフィードバックに落ち込んでいらっしゃるようです。
先生方は立場上、厳しい判断をせざるを得ません。あくまで、実技テストの技術面のみを評価しフィードバックしたつもり、だったのでしょう。
しかし、結果として彼らの言葉の発し方が、あなたにとっては非常に堪えた。単なる会話の技術の指摘という以上に自身を否定されたような気持ちが強くなり、どう対処して良いのかわからなくなってしまったのだと思います。
「小学6年生と会話しているみたいだ」という一言、これに傷つくのは当然です。大学生としての自分を否定されたのですから。素直な人は、相手の言葉を過分に受け入れてしまいがちですが、必要以上の言葉を受け取って傷つく必要はありません。
あなたは完璧な人間ではないかもしれないけど、出来損ないの人間ではありません。
必死にもがくあなたの姿は、仏さまの眼からすれば間違いなく愛おしくてかけがえのない存在です。これだけは、覚えておいて下さい。
さて、ここで質問です。リハビリに求められている会話力って何でしょう?
それは相手が何を求めているかを察する力、そして安心させる力です。
想像してみて下さい。もしあなたが患者さんだったら…
今まで出来ていたことが出来なくなるもどかしさ、周囲が出来ることが自分には出来ない、と悩んでいるあなた。どんな風に話しかけられたら安心できますか?
耳の遠いお年寄りだったらゆっくりと大きな声で話してもらった方がわかりやすいですよね。上手くできなくても、技師の方が視線を合わせて「大丈夫ですよ」と言ってくれたら安心できますよね。
フィードバックには、あなたが素敵なリハビリ技師になるためのヒントがたくさんつまっています。
そして、あなたにはそれを自分の糧にできる素質を持っています。弱虫は思いやりという名のダイヤの原石。それを光り輝かせるためには、試行錯誤を続ける勇気と努力が必要です。
一度に全部できなくてもかまいません、少しずつ続けることが大切です。まずは身近な人との練習から始めましょう。素敵な技師さんになれるよう応援しています。お励みを!